マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

図書館

2007年01月19日 | 子育て

私は、八幡西区に住んでいます

北九州市は5市(門司・小倉・戸畑・若松・八幡)が対等合併して出来た政令指定都市です。 当初は五区でしたが、今は七つの区で構成されています。

北九州市は百万都市。 八幡西区は約26万人が住んでいて、最も人口の多い区になります。 これに次ぐのは、小倉南区の21万人強です。

旧5市合併によるマイナス面の名残も残っています。 例えば、公共施設です。 例えば、八幡西区には市民会館がありません。 多くの人が集まるときは近隣区の施設で行います。 これはちょっと悲しいですね。 人口規模で比較すると、久留米市や下関市は30万人強の人口ですが、こうした公共施設はとても充実しています。

それと、八幡西区には図書館が無いのです。 26万人の都市に! 八幡東区には昔からありますが、西地区に住んでいる人にはかなり遠いので、遠賀郡の町立図書館を利用しています。 笑い話みたいですね。

確かに、図書館などの施設は費用が嵩み、維持費も掛かるのでしょう。 でも、必要ではないですか? という話をしてから、長い時間が経過していますが…

昔、ある市議会議員とこういう話をしたら、「市政としては、地域の図書館は縮小して、中央図書館を充実させたいと考えている。福岡市のように。」 と言われました。

福岡市! 確かに、福岡市の中央図書館は素晴らしいですね。 でも、別に福岡市を真似ることもないと思いますが。

今のままで図書館が無いのなら、せめて借りた書籍の返却システムは考えませんか? 必要な本を探して借りるのは中央図書館などで構わないとしても、返却だけのために再訪しないといけないのですよ。 返却は、近所の 「母と子の図書館」 や 「市民センター」 で出来るようにしてもらいたいですね。

もっと希望を言えば、東京のある区(中野区だったかな?)のように、駅前に返却ポストを設置して、そこで返せるようにしてもらいたいと希望します。

子どもの読書離れを言う前に、環境の整備から始めていきましょう。

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