講師をしていただいた、福岡県立大学 古橋教授の話で特に印象に残った部分を。
カウンセリングの三原則を教えていただきました。
1.肯定的受容 : 相手が、「無条件に自分の存在が認められている」 と感じること。 相手の話の枠組みを理解する。 なぜ 「このように考える」 のかを理解する。 評価しない。 責めない。
2.共感的理解 : 感情が受け入れられている。 相手が 「自分のことを分かろうとしてくれている」、と感じること。 話の感情的内容を理解してあげる。 感情を理解してもらうと気持ちが癒される。
3.純粋性 : 嘘偽りのない、真剣な人間関係。 信頼関係の形成。
これらの中でも、『純粋性』 が最も大切になるそうです。 やはり、実感を持って、真剣に向かい合うことが人間関係では大切なのですね。
また、相談の最後のポイントも教わりました。 それは、『最後に要点を確認する』 ことだそうです。 最後に相手の話した内容を再確認することで、誤解を防ぐとともに、話の 『毒』 になる部分を抜くそうです。 色々と他人への非難・批判を話した相手に対して。 最後に確認するときには、他人への批判部分は言わないで確認するようにすれば、当事者にも確認できる内容になるからです。
あと、次回の相談日時を決めることはポイントだそうです。 間違って、「では、悩んだらいつでも連絡して」 などと言って携帯電話番号を教えてしまうと、夜の2時でも掛かってくるそうです。 悩んでしまったから、電話をしているだけらしいのです。
そうなってしまうと、翌日の仕事にも響き、結局は相談者も含めた周りに迷惑を掛けてしまうからだそうです。
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