マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

研修会 ①

2007年01月20日 | 民生委員

主任児童委員の研修会が行われました。 二つの地域に分けて実施。 今回は、八幡西・東区、若松区、戸畑区の約100名が対象でした。

研修の目的は、主任児童委員が信頼関係に基づいた相談・支援活動を展開して、地域における子育て家庭への支援体制を充実・強化することです。 そのために、対人援助などについて自己理解を深め、理論や実技を通じてカウンセリングを学びました。

講師は、福岡県立大学の古橋教授です。

午前中は、「傾聴と対人関係」 の演題で講義を受け、午後はグループに分かれて事例に基づく討議をしました。

古橋教授の講義は、昨年に続いて二度目です。 実例を交え、たいへん判りやすい講義です。 ウィットとユーモアに溢れているので、楽しく学べる内容です。

対人援助のためには、来談者(相談に来た人)の気持ちを把握することが第一歩です。 相手が、「自分のことを真剣に心配してくれ理解してくれる人が居る」 と感じること。 話の感情的内容を理解することが重要です。

感情を理解して貰うと気持ちが癒されるのです。

状況を把握して、相手のニーズを把握します。 そのためには、相手との信頼関係を形成するよう努めます。 一定の時間と空間を確保し、秘密保持を約束することなどが信頼に繋がります。

カウンセリングの三原則として、<肯定的受容>、<共感的理解>、<純粋性>が挙げられるそうです。 この中でも、特に純粋性が重要と教わりました。 実感を伴った、真剣な人間関係の構築が相手からの情報を引き出し、解決策や支援策に結実していきます。

事例討議については、次回に。

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