マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

易不易

2007年02月05日 | 喜働

『易』 とは、変わる、改まる、移ろいゆくという意味です。

しかし、同じ物事には、すこしも変わらない 『不易』 の相があります。 川の水は常に流れて移り変わりますが、川そのものは変わりません。

変えるべきものは大いに変える。 変えてならないことは変えない。

これが、「易不易」 を行うことです。

事業経営においても大切なことです。 創業の精神は変えてはならない。 しかし、自由闊達に事業を創っていかなければならない。 新たなチャレンジをしながら、「創業の精神」 を一貫していくことが大切だと考えます。 

言うのは簡単でも、実際に適用するとなると、何が易でどれが不易なのか、判断が難しく、混乱してしまうものです。

神学者ラインホルド・ニーバーの祈りの言葉です。

   神よ、変えることのできるものについて、

   それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。

   変えることのできないものについては、

   それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。

   そして、変えることのできるものと、

   変えることのできないものとを

   識別する知恵を与えたまえ。

知恵は経験によって磨かれるそうです。

少しずつでも学んでいきたいと思っています。

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