『易』 とは、変わる、改まる、移ろいゆくという意味です。
しかし、同じ物事には、すこしも変わらない 『不易』 の相があります。 川の水は常に流れて移り変わりますが、川そのものは変わりません。
変えるべきものは大いに変える。 変えてならないことは変えない。
これが、「易不易」 を行うことです。
事業経営においても大切なことです。 創業の精神は変えてはならない。 しかし、自由闊達に事業を創っていかなければならない。 新たなチャレンジをしながら、「創業の精神」 を一貫していくことが大切だと考えます。
言うのは簡単でも、実際に適用するとなると、何が易でどれが不易なのか、判断が難しく、混乱してしまうものです。
神学者ラインホルド・ニーバーの祈りの言葉です。
神よ、変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、
変えることのできないものとを
識別する知恵を与えたまえ。
知恵は経験によって磨かれるそうです。
少しずつでも学んでいきたいと思っています。
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