携帯電話市場に参入する 「イー・モバイル」 。 新規参入は13年ぶりだそうです。 イー・アクセスの千本会長が挑む三つ目の通信ビジネスです。
その千本会長は64歳。 24年前にNTTを退社して 「第二電電」 を創業。 そして1999年に創業した 「イー・アクセス」 は、まったくのベンチャー企業でした。 創業5年目で、当時としては最速で東証一部に上場させました。
千本会長の 『挑戦志向』 は、氏が20代で経験したアメリカ留学が影響していると聞きます。 学生寮で同室になった紳士的な白人青年から職業を尋ねられました。 「日本で唯一最大の独占企業で働いている」 と自慢げに答えると、相手の青年が汚いスラングで吐き捨てるように言った言葉。 「くそ野郎」
なぜそんな言葉を浴びせられたのか分からなかったが、半年ほど経って気付いたそうです。 『優秀な卒業生ほど名前も知らない企業に入り、自分の人生を切り開く。リスクをとって大企業と競争する人間こそ尊敬されるんだ』
欧米で目指す教育。 それは、起業できるタイプの人間を世に送り出すこと。 欧米で尊敬を受けるのは、ベンチャーで起業する人間。 大企業や役所を志向しがちな日本の教育とはかなり異なるようですね。
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