(本年6月7日の琉球新報)
8月5日、普天間基地前でオスプレイ追加配備の抗議集会を開いている時、キャンプハンセンで米軍ヘリが墜落したという速報が入った。墜落したのは、嘉手納基地所属のHH60ヘリ。乗員の一人が死亡したという。
この知らせを聞いて思い出したのは、今年の6月のヘリ事故だ。同じHH60ヘリが、北部訓練場で夜の9時に緊急着陸したことがあった。その時も米軍は、「比較的軽微な性質のもので人的・物的損害の危険性は確認できなかった。」として、緊急着陸の理由などの詳細は明らかにしていない。
また、今年5月下旬にF15戦闘機が北部訓練場東の海に墜落した。その際も、米軍は事故原因の究明を待たずに飛行を再開している。今回もすぐに飛行を再開するだろうが、せめて、6月の北部訓練場での緊急着陸の際に事故原因をきちんと究明しておれば、今回の事故は発生しなかったかもしれない。
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8月8日(木)、今朝も早朝から大山ゲートでの抗議行動に参加した。
今日も、抗議集会をあざ笑うかのように米軍ヘリが飛び交った。
宜野湾市役所前でのオスプレイ追加配備反対のハンスト現場。当初は3名で始まったハンストも、今では5名になった。集会の前後にいつも大勢の人たちが集まり、いいユンタク場所になっている。最初の3人は、2日(金)夜からハンストを始めたので、もう今日で5日目になる。高齢の方が多いのでそろそろ体調が心配される。