防衛局が、辺野古・大浦湾の埋立のために奄美大島から土砂を調達するために動き始めている。私も9月10日~12日、辺野古土砂全協の共同代表さんらと奄美大島を訪問し、採石場の視察や市民集会、そして4市町村長さんらへの要請行動を行った。その詳細については、次のブログを参照されたい。
沖縄防衛局は、8月19日~20日、鹿児島県と奄美大島の4市町村を訪問し、奄美大島からの土砂調達のために砕石場や搬出港での特定外来生物の調査に入ると説明した。
鹿児島県に対して、防衛局の説明内容を記録した文書の公文書公開請求を行ったところ、今日、その文書が送られてきた。
鹿児島県は、「住民の間に不安や懸念が生じることがないよう、地元への丁寧な情報提供を行うこと」と求めたが、防衛局は、「地域住民への説明は予定していない」と開き直っている。
今月19日の報道によれば、防衛局は9月中旬に奄美大島の調査を終えたという。その強引な姿勢は変わらない。
採石場は民間業者のものだが、土砂搬出港は鹿児島県や地元市町村が管理している。管理者に連絡もないまま、港での調査を終えたとすれば許されるものではない。