平年に比べて少し遅れたが、沖縄は梅雨に入った。
しかし、豪雨の中でも、本部塩川港や安和桟橋への辺野古埋立土砂の搬送が続いていることが多い。そのため、ダンプトラックの荷台からは下の写真のように濁水が流れ落ちている。この濁水は海を汚濁し、乾いた後は粉じんとなって舞い上がるなど、環境に深刻な影響を与える。
2023.5.18 安和桟橋
2023.4.20 安和桟橋
2022.5.18 本部塩川港
本部塩川港については、本部町島ぐるみ会議の取組によって、沖縄県北部土木事務所も「本部町で時間雨量が5mm以上の予報が出た場合は作業を中止させる」と確認している(ただ、実際には、時間雨量5mm以上の予報が出た場合でも搬送が続けられていることが多い)。
しかし、国道449号線も沖縄県の管理であり、安和桟橋への土砂搬送についても同じことが言えるはずである。
日本気象協会のホームページで本部町の予報を見てほしい。下のような画面が出るので、「降水量」の予報欄を確認しよう。赤丸のように、時間雨量が5mmを超えた場合はすぐに県北部土木事務所に電話をして、搬送を中止させたかどうかを問い合わせてください。
沖縄県北部土木事務所 維持管理班 Tel 0980-53-1787
本部町島ぐるみ会議は、今月も26日(金)の北部土木事務所交渉でこの問題を追求する。