チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

大浦湾、瀬嵩の浜に3900人が結集---「翁長知事は近々のうちに必ずや重大な決意をする!」

2015年03月21日 | 沖縄日記・辺野古

  今日(21日)は、午後から大浦湾・瀬嵩の浜で「止めよう辺野古新基地建設 美ら海を守る県民集会・海上行動!」が開かれる。午前中は7隻の船を出し、国会議員団、県会議員団、そしてマスコミの方々を乗せて、大浦湾でのボーリング調査やフロートによる囲い込み状況等の視察を行ってもらった。私は、久しぶりに「平和丸2号」を担当。

 下の写真が、午後の県民集会の様子。浜には3900人の人たちが集まり、船団やカヌー隊も海上から参加した。

 朝、「平和丸2号」は辺野古漁港に陸揚げされていたので、1隻だけで汀間に向かった。長島の間の海峡を抜け、大浦湾に出る。そのままボーリング調査の様子を確認するため、大型クレーン船に近づいて行った。まだ海保の規制はない。

 (朝のボーリング調査の状況。海上にポツンと残されていたガイドパイプのところに大型クレーン船が戻り、調査が再開されていた。)

 午前10時、7隻の船団で国会議員団や県会議員団、そしてマスコミ各社を乗せ、汀間漁港を出航。フロート越しに海保とやりあった後、航路入口の辺りまで行った。

(「勝丸」には、大勢の「海猿」たちが乗り込み、定員オーバー状態となった。)

 いったん昼食に戻り、議員さんたちを降ろした後、県民集会に海上から参加するために再度、汀間漁港を出る。我々だけではなく、東海岸各地からうみんちゅたちが数隻の漁船でかけつけてきてくれた。サバニも大きな帆をあげて参加。ウインドサーフィンも来て、賑やかな抗議行動となった。

 集会の終盤の頃、カヌー隊が一斉にフロートを越え始めた。海猿たちが、海に飛び込み、カヌーの拘束を始める。「勝丸」が入ったので、「平和丸2号」も続く。すぐに海保のゴムボートに横付けされ、海猿が飛び乗ってきた。

 (海猿たちが海に飛び込み、カヌーの拘束を始めた。)

 (「平和丸2号」に強引に乗り込み、操船し始めた海猿)

 (サバニも抗議行動に合流。10人ほどが一斉に櫓を漕ぎ、力強い。)

    (東海岸の漁港からも数隻の漁船が来てくれた。)

 (東海岸から来てくれた数隻の漁船には、「東海岸のモズク漁場と豊かなイノーの海を守る(海人 有志の会)」という横断幕がつけられていた。)

 今日の県民集会には、安慶田副知事が翁長知事の代理として参加された。私は海上にいたため副知事の挨拶は直接聞けなかったが、報道では「翁長知事は近々のうちに必ずや最大の決意をされる」と断言されたという(RBCテレビ「報道特集」2015.3.21))。一刻も早く、埋立部分の岩礁破砕許可の取消に踏み切るべきだ。 

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