(口頭弁論前の集会)
20日(火)は、平和市民連絡会の高江便をだすはずだったが、昨夜遅く、利用者の方から体調が悪くなったという連絡が入り、キャンセルとなった。高江行は明日に変更だ。
午後、福岡高裁那覇支部で開かれた高江スラップ訴訟の第2回口頭弁論の傍聴に行った。前回の口頭弁論で、裁判長から国に対していくつかの点で釈明を求めていたが、今日、国から出された書面でも、県が事前に同意していたという回答をしていたなどと、全くの虚偽の主張が繰り返されていた。国は、ともかく反対する住民を恫喝するために起こした裁判だということは、もうミエミエだ。
以下、琉球新報の記事より
「国『県の同意得て提訴』ヘリパッド控訴審住民側『事実を異なる』」『琉球新報』2012年11月21日31面。
国側は同日までに裁判所が求めていた、提訴した根拠の回答を書面で提出。住民側は国の書面で事実と異なる点について報告書を出した。高江に飛来するオスプレイの危険性についても訴えた。
国は提訴した根拠の中で、住民が妨害したとする道路は県が管理しており、県の同意を得て提訴しているなどと説明したが、住民側弁護団は「県は同意しておらず、当事者でないので意見を述べる立場にない」などとする報告書を提出した。県に確認して作成したという。
また、この日の法廷では、高江住民の代理人弁護士から、住民らが、オスプレイ配備の問題にも触れ、何故、ヘリパッドの建設に反対するのかという準備書面の概要を口頭で説明された。
(口頭弁論後の報告集会)