チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

3月24日(土)、沖縄県主催の「辺野古・大浦湾シンポジウム」

2018年03月24日 | 沖縄日記・辺野古

 3月24日(土)、沖縄県主催で、「辺野古・大浦湾シンポジウム」が開かれた。翁長知事の挨拶の後、IUCN(国際自然保護連合)のフランソワ・シマールさんが基調講演。吉田正人さん(筑波大学)の講演の後、藤田喜久(沖縄県立芸大)、細川太郎さん(ジュゴンネットワーク沖縄)、安部真理子さん(日本自然保護協会)らが話題提供をされた。

 シンポジウムの最後に採択された声明は、日米両政府に次のように要めている。

1.辺野古新基地建設計画に伴う工事を直ちに中止し、辺野古・大浦湾の生態系及び生態系サービスへの影響を正確に理解するために、徹底的な調査を行い、改めて評価すること。

2.貴重な辺野古・大浦湾の自然環境を守るために、辺野古新基地建設計画を断念すること。

 

 沖縄県が、以前から辺野古新基地建設計画に強く反対している日本自然保護協会(共催)にシンポジウムの企画を委託し、知事、公室長をはじめ、多くの県職員らも参加してこのようなシンポジウムを開催したことについては評価したい。ただ、早ければ本年6月にも辺野古の海に土砂が投入される。それを阻止するためにどのような対策を講じていくのか等について、もう少し具体的な行動提起が欲しかった。

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