なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

ビッグアイ

2006年03月30日 | 
は寒かった~~。北風ゴウゴウ、震え上がってしまったよお。
 というわけで、日本VSエクアドル、観てまいりました。一人でエクアドルを応援する、応援帽子のおかげさんで、「ヘンなキテレツ野郎」扱いどまりで済んでヨカッタヨカッタ。
 今回は国際親善試合とはいえ、エクアドル側は、ほぼ「2軍」状態。あっしも全く知らない選手がいっぱいで、どーなることやら、とかなり心配だったんですが、とにかく日本の猛攻をしのぎまくって1点どまりにしたんだから、まあまあだったんじゃないか?5点取られてもしゃあないかもなー、ってかなり悲観的だったもんだから。
 それにしても、日本代表の応援、いささか品が悪かったんじゃないかなあ・・・・・・。エクアドル側にボールが渡ると、ブーイングや口笛の嵐、「ボール返せ」の大合唱、あのさ、一応「親善試合」なんだし、エクアドルから応援に来れる人なんかほぼいないんだよ、もうちょっとその辺も考慮して欲しいよ。だーれもエクアドルなる国に興味を持ちそうもないし。なんか、ムッとしてしまった、自国のことだけに。
 でも、こんな人もいたんだ。その話。

 あっしの席、着いてみたら既に荷物が置かれている。さんざ確認したけど、あっしのチケットの番号がどう見ても正しい。いいや、と思って荷物をどかしたら、親子連れが来た。チケット番号を確認し直してもらって、やっぱりこっちが正しかった、ってんで一件落着だったんだけど。
 左隣の席に座ってた女の子が「大丈夫でした?」と聞いてきて。「OKでした。ありがとうございます」とか、ちょこっと話して、ついでに「すみません、あたしはエクアドルの応援するんで、よろしくお願いします~~」なんて、言ってたんだけど。彼女の連れの男軍団の一人が「ホッカイロ買ってきたんだ~~」なんて配ってた、その一つを「どうぞ」って譲ってくれたのよ。優しい人だなあ、と思って、びっくりしちゃった。「いいんですか?」って聞いたら「いいですよ」なんて。「すみません、ありがとうございます」。有難かったわ、あの寒さだったから。
 
 それにしても、スアレス監督、試合前の練習でも自ら選手に稽古をつけてましたね。リーダーがそうだと、選手もきっちりがんばろうとするもんだなー。というわけで、負けたけど、結構いい気分で宿に戻れた。お風呂につかったら「解凍!!」って感じになっちゃったけどね。
コメント
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