なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

学生

2008年09月30日 | 仕事
の頃、就職活動というと、ついつい「上場」という言葉に魅力を感じてたもんだ。上場=なんか大手なのでは=安定してそう、みたいな。で、誰でも知ってる大企業にアポイントメントを取ろうとしたりね。企業が「上場しました!!」とやるのも誇らしげで、上場できる=良い企業という感じになってたんだな。

 で、今思うこと。上場する=余計な気苦労が増える=自分らと全く関係のないことに振り回されて倒産の危機!に引きずり込まれかねない、か。経営者だから余計にそう思うんだろうな。

 今の状況を見ると、株がどうこう、為替がどうこうって、一企業はおろか、国レベルでもコントロールがきかない巨大な化け物になってる感じね。

 となると、たとえ上場できるような状況になっても、あえてやらない、という選択肢が出てきて当然のような気がするが、いかがなものか?あっしが経営者だったらそうするな。上場でもって企業価値が上がる時代は終わりつつあるのかもしれない。経営は安定してなんぼだもん。

 自分の目の届く小さい商売のまま維持継続する、というのもなかなか楽しいと思うんだ。
コメント
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