なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

L&G

2009年02月06日 | 
って、「P&G」の真似っこでしょ。で、「円天」って「楽天」のマネざんしょ。どこからつついてもうさん臭いってならないのかなあ?
 日本人って本当に詐欺に遭いやすい、騙されやすい民族なんでしょうかね?連日「○○詐欺」の話ばかりじゃない。

 なんかね、診療してても、例えば本だのインターネットだのの情報を丸呑みにして、全く自分の頭を使っていない人物が多いことに驚かされる。昔はそういう知識を持とうとしないで、自分勝手な考えのみ、で聞く耳なしという人物だらけだったんだが。その反動かね?あー、「自分勝手」という点では同じか。
 情報の入手方向がおかしい。「飼い方」の本を読みあさってるくせして、その動物が元来どこに住んでますか、どんな生活してますか?についての知識は持ってないし、関心もないらしい。「飼い方」だのなんだのってさ、「その動物自身を知る」ことは全然違うんだけど。知識の内容は「砂漠に高層ビル」みたい。でも、高層ビルのてっぺんに登っちゃってるからさ、本人は。自信満々だもんなー、で、地面が全く見えなくなってる。これじゃあ、軽くだまされますよ。

 日本人の精神構造を知るのにもっとも最適な資料って「源氏物語」じゃないか、といつも思ってるんだけど。だれか、その方面から読み解く気にならないかしら?
 源氏物語からあっしが感じる「1000年前の、衣食住が保障されてた日本人の気質」とは。
1)衣食足りて「鬱病」になる。
金の心配も全然してない源氏さん、事あるごとにメソメソ泣くは、「出家したい」ってブツブツ言うし。当時の「出家」=死ぬこととほぼ同議だったはず。これ、自殺願望じゃないでしょうかね?「宇治十帖」の大君が死ぬまでの話も、読んでて「ん?なんかこれどっかで読んだような・・・」つうデジャヴ感があったんだけど。よく考えると、「末期鬱病」の症例報告そのものみたいでね。
2)ロリコン
源氏が手を出す女、ことごとく「若い」どころか「幼い」のよね。で、そういう女が成長すると、(多分)おっかなくなって、離れてしまう。で、まーた若い女に手を出す。やんなるよね。1000年前から、日本の男はこれですか。異常だよ。
3)身分に弱い
源氏の身分が高いから?散々煮え湯を飲まされてるはずの頭の中将も、結局最後までなにもしない。

 今も身分制度は頑として存在している。「学歴」が身分らしいですな。あと、「有名」かどうか。こういう詐欺事件で、必ず「芸能人が宣伝してたから」とか「大学教授もやってるから」ってのに引っ掛かる人物が出てくる、そういう人にとっては「有名人&高学歴人間=身分の高い人がやってるんだから」という認識が根拠になってる可能性が大いにありそう。

 他にもありそうですけど。こういうの、卒論なんかでやると面白そうだけどな。
コメント
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