なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

あいちトリエンナーレ

2019年10月14日 | 

 の話。今日終了したそうですけど。変な話が多くて、どうなんだろうなあと。

 そもそも論ですが。言っちゃなんですけど、芸術のセンスがかけらもなさそうな人物を芸術監督に据えた、というのがよく分からないんです。だからとっ散らかっちゃったんでしょうね、企画が。

 あと、文化庁の助成金について。そんなもん、要らんわ!!って蹴るのが普通じゃないのかね?

 例えば、いわゆる「私学助成金」ですけど、これ、明らかな憲法違反なんです。なのに、私学の連中はのうのうともらい続けてる。恥ずかしくないのか?と不思議でしょうがない。なんというか、都合のいい時だけ「政府が金くれない」とか言ってごねる、みっともないっつの。特に、今回のトリエンナーレのテーマが「体制に歯向かう」みたいなところが多々ある、のに、金の件だけ行政にすり寄るって、気持ち悪いんですけど。その辺の独立性をはっきり保つ矜持があるならまだ分かるけどさ、なーんもないわけね。文化庁の決定がおかしい、とか言ってる人たちも理解不能なんだよね。だったら、足りない分クラウドファンディングでもなんでもやって金をかき集めてみればいいじゃない、そういう努力も全くやらんで文句ばかり。とても「芸術」をやってるとは思えない情けなさよ。

 芸術をやる=それではまず、食っていけません、というのが基本の筈ですからねー。それでも、やむにやまれずという、心底の情熱というのが見えないんです。それで芸術でございなんて、笑わせるなっつの。

 葛飾北斎は、ゴミ屋敷でひたすら描きまくってたという。いや、別にゴミ屋敷で暮らしてください、という意味じゃありませんけどね。

 

コメント
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