なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

台風

2019年10月16日 | 

が大変な状況になっている、場所がうちから車で30分程度というのがね・・・。

 これは今日豊水橋から撮った入間川。なんとか水量は通常並みになってきてるようではあるけど。

 

 河川敷のグラウンドにはぎりぎり越水しなかったようなのだが。中州やら河原に山ほど生えていた雑草がすべて根こそぎ流されている。倒木にも草が引っかかってるが。おとといは、中州は全く見えなかったし。つまり、流れたのは水だけじゃなくてこういう草や木だから、簡単にあちこちに引っかかってせき止めちゃいますよね、水を。そういうのも積もり積もって大洪水という結果になったみたいだな・・・・。

 うーん、河川敷のすぐ脇にマンションとかが建ってる。どうしてそういうとこに住むのか分からないんだけど、建てる方も建てる方だし、売る方も売る方だし。

 いくら治水したって、限界がありますよね。こういう危険区域に家を建てたり住んだりするな、という規制をもっとかけたほうがいいんじゃないかと思うんだけどな。土地計画法が全然機能してないように感じる。

 知り合いが家を「市街化調整区域」に建てちゃったんですよ。市街化調整区域がなし崩しに住宅街っていうの、ありがちではあるんだけど、そもそも家を建てちゃいけない区域に家を建てるとどうなるかというと、近くに全く店がない、という事態になる。コンビニ一つつくれない。生活に超不便、という事になっちゃうんですよね。アマゾンがあるからいいや、じゃないんですよ。こういう事がちょっと起きれば、即集配は止まるから。

 なんかねえ、新聞を読むと、話を操作してるよ、と思っちゃうんですよ。いつもいつも、災害が起きても、その場所に戻って住みたい、というのが「美談」チックにされるじゃない、住みにくい場所・災害が起きるに決まってる場所に住み続けることがどうして「いい事」みたいになるのか、全く分からん。川は溢れる、山は崩れる、海は津波、当たり前、そういう危険個所に住む方が間違ってますよ、という事にならないのはなぜ?水害については、ハザードマップで事前にはっきり分かってるわけなんだし。

 あと、限界集落っぽいところ。これもなぜかタブー的になってますけど、そういう場所にも十分な行政サービスというのは、すごく不公平だと思う。そういう場所にいる少数の人のために電線を伸ばし、水道を通して、メンテをして、って街中に住んでる人に対してより、明らかに金がかかるでしょ。住みにくい場所から撤退するというのは、古代から普通にある事。別に大した話じゃないと思うんだけど、マスコミが大した話にしちゃってるんですよ、きっと。なんか撤退が「悪事」みたいにさあ。何がいけないのか、教えてくれ。

コメント
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