なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

刈払機講習

2021年08月04日 | 

を受ける。ずっと気になってた講習内容で、1日がかりだし、休診日じゃないと、そしたら、こんなクッソ暑い日に当たってしまったが。場所はコマツ教習所埼玉センタ。主に建設業や製造業で重宝されそうな、ローダーだの玉掛だのフォークリフトだの、の取り扱い講習を行っている場所である。実は割と近場(車で10分しない)だし、なにかと商工会の広報に教習内容チラシを入れてくるもんで、気になってました。こういう建設系の教習を受けとけば、なんか潰しがききそうな・・・・・・。刈払はその中でも、一番楽っちゃ楽、1日で終了する講座ではあるんだけど。

 知らなかったのだが、こうした仕事の技術系講習って法令がしっかりフォローしてて、ちょっとでも遅刻や早退すると、もう、終了証がもらえない、そう。いい加減な知識内容では困る、という事なんでしょう。しかし自分は遅刻魔、近場でよかった・・・・・。で、予想通り、ちゃらっと草刈って終了なんてもんじゃありありません、でした。

 着いたら、まずは、自動証明写真撮影機で写真を撮る。それが終了証の写真になってしまう、のなら、ちゃんと化粧すりゃよかった、と思ったが遅い。肌色を綺麗に、なんてモードがあるはずもなく、寝起きのぼーっとした顔を撮影されてしまった。なかなかにスゴイシステムだなあ~~、と感心しつつ、教室へ。生徒の椅子が座り疲れしない、いい椅子なんですよ。で、8:20amからきっちり60分ずつ講義。刈払機の取り扱い法・チームで草刈りをする際の注意事項・上手な刈払法とその根拠、危険がどう起きるのか、対処法、そっかーと思わされたのは、毒虫やマムシ。確かに。林業で刈払の仕事をする時なんか、山の中だし、スズメバチに刺された!!たって、じゃ救急車、ってわけにもいきにくい、やはり、仕事としてやるのは大変です・・・・・。

 あと、振動病について。この辺は労働災害というか、労働衛生管理というか、この辺が絡んでくる。刈払機も、連続いいとこ30分、その後は5分は休む、1日の総仕事時間は2時間程度に収める、ようにしないと、振動病が発症する恐れが出てきてしまうんだとか。YOUTUBEにやたらある草刈動画ですけど、かなり危ういよね、こういうのを知ってしまうと。やっぱり、自己流でテキトーというのはまずいんだな。ただ、そういうのをYOUTUBEに挙げちゃう、というのも問題だよなあ・・・・・・。いつか事故るんじゃないか?

 関係法令は「労働安全衛生法」ですわね。この法律を読むと、人を預かって仕事をしてもらう管理者責任は相当重い、と感じる。まあ、労災なんか、ましてや死亡事故なんか、起こしたら、今どきは、社の存続にかかわる。今のコロナについていえば、行政の「お願い」を無視して営業するというのは、従業員を危険にさらす、ととられるわけよ。客じゃなくて。だから、30万の罰金(または6か月の懲役)というのは、この労働安全衛生法から引っ張ってきてるんでしょうね。

 今日はメチャ暑くて、屋外実習はほとんどできなかったが、まあ、しょうがない。実習には

を使いました。これ、バッテリーが2個だからか、結構重かったですけど、さすがと言おうか、静かだし、サクサク刈れるし。面白かったなあ~~。
講習ではエンジン式を主に習ったんだけど、やっぱり、取り扱いが面倒、電動式の方がいいと思う。それか、カセットガス式の奴

か。多分、こういうタイプの方が、整備も簡単なんじゃないかな。

 コマツ教習所は、女子トイレがキレイでした。高級トイレットペーパーだし、ナプキンを無料で置いてるし、なんと、ポーション容器に入ったマウスウオッシュまで!やはりと言おうか、女性参加者は少なかったけど、少ないからテキトー、という扱いじゃないと思ってホッとしました。


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