行田の歴史的建造物

2010-07-02 06:39:04 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川
それは 秩父鉄道行田市駅から真っ直ぐに延びた道が国道125号とぶつかった角に現れました。

                   武蔵野銀行行田市店 

可愛いレリーフに惹かれ近づくと 市の案内板がありました。 国の登録有形文化財でしたね。

案内板には

昭和9年 6月28日 忍貯金銀行店舗として竣工
昭和19年 行田足袋元売販売株式会社へ売却
昭和44年 武蔵野銀行行田支店店舗

彫りの深い近代復興式鉄筋コンクリート造2階建ての本格的銀行建築は、埼玉県内で数少ない戦前の貴重な建物

外壁は当時の流行のスクラッチタイル貼り

特徴・・・本格的な歯飾りの軒蛇腹、繊細な装飾、格子の入った縦長の窓、窓の上のレリーフの入った円形の羽目板など

このような事が書かれてありました。



 

 

                レリーフ  にみとれました。    



                 



                   十万石ふくさや行田本店店舗 

                       国の登録文化財です。

明治16年 呉服商山田清兵衛商店の店舗として棟上される

昭和27年 青柳合資会社の足袋蔵となる

昭和44年 十万石ふくさや行田本店店舗となる

黒漆喰塗りの重厚な店蔵は行田では珍しい江戸様式の店蔵で、十万石の店舗となった後、昭和53年に改修が行なわれ、外壁にナマコ壁が設けられたそうです。



写真は「どうぞ。」と言って下さったのですが、美味しそうなものがたくさん並んでいる店舗で、どれにしようかなんてやっていましたので、これ1枚だけ。食い気の勝ちっ!とても親切で感じの良いお店でした。

             



                    小川源右衛門蔵 

昭和7年 建設

近江商人の小川源右衛門商店(カネマル酒店)の間口4間、奥行8間の大谷石組積造二階建ての商品倉庫。
石蔵の建設には約1100本の大谷石の切石が使われ、屋根は大正初期以降の行田の蔵に多い洋小屋組みが採用されています。
足袋蔵ではありませんが、昭和初期の行田を代表する大型の石蔵と言えるそうです。





                      長井写真館 

路地に入って見えてきたのが洋風建築の写真館でした。

「行田では数少ない木造洋風建築で、大正時代にフチイ写真館の店舗兼住宅として建築されました。その後所有者が変りましたが、写真館のまま引き継がれています。
1階が住宅、2階がスタジオ
北側は急勾配の屋根が1階まで伸びていて、そこにスタジオの大きな明かり取りの窓が開けられています。
内部もモダンな洒落たデザインで、大正時代の雰囲気をよく残しています。」市の案内より

         


  こちらの建物は「長井写真館」の並びにあった洋館です。とても素敵な建物でしたが・・・



                  

 


            「足袋蔵のまち行田へようこそ!」と書いてありました。

行田と言ったら足袋です。そのくらいの知識はありますよ。 

予定外の突然の町歩き・・・十万石でガイドブックをいただき、それをみたところによりますと  足袋蔵  がいくつも残されています。

お散歩するにはちょうど良く集中していますが、この日は蒸し蒸しした日でしたからね。お散歩には向きません。
汗を拭いているだけで忙しく、何を見学したのかわからなくなってしまいます。

 貸し自転車もあると書いてありましたから、お散歩は涼しくなってからにいたしましょう。



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