ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・山本幸久 「はなうた日和」

2011-10-15 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          はなうた日和 (集英社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
定年間近の平凡な会社員・虹脇は、突然部下の美人OLから飲みに誘われる。手を握られながら「副社長を殴ってほしい」と頼まれて―。(「ハッピー・バースディ」)。売れないアイドルのミドリは、今日もオタク相手に撮影会。しかしその帰り、子連れの元カレと再会し…(「五歳と十ヵ月」)。さえない日常の中にある、小さな幸せときらめきを描いた短編集。文庫化に際し、書き下ろし短編を特別追加。

 読み終わったら テレビドラマの 「すいか」 を思い出した。そんな感じの本でした。だから好き。

へらへらと読んでいて、あれ~?この人・・・と登場します。そのうちに出た出た、そうそうあの時のあの人・・・

世田谷線でつながっています。この電車に乗ったことがあるかどうか忘れています。乗ったかもしれないし、乗ったことがないかもしれない。学生時代に誰かの住まいがあったとしたらたぶん乗っているはず・・・

「ハッピーバースデイ」 殴っちゃいましたね。本当は自分で殴ろうと思っていたのかどうだか?先にやられちゃいましたもんね。いいじゃない、やったねとウシシなんて笑ったよ。

「普通の名字」 やだ!いっしょ・・・白無垢綿帽子でお嫁に行きたかったわけ、なのに勝手に色内掛けにぃ~。お色直しのドレスも母と決めたのに勝手に地元のデパートで予約ぅ~。

「コーヒーブレイク」 やだ!また思い出した。香寿美ってお名前で・・・女の子だったら かすみ に・・・そんな名前にしたらすぐに消えてしまうからやめなさいって。ま!男の子でしたけれど。

そんなことはいいとして・・・どれもとてもいいお話だったけれど「コーヒーブレーク」がいちばんよかった。
"犬の散歩代行 イチニサンポの千倉" さん 「うぐいす」では "犬他の散歩代行 イチニサンポ 世田谷線沿線担当 千倉俊一" さんになっていました。

「エリの話」 オールキャスト登場? 

 山本作品は「床屋さんへちょっと」がお初です。こちらは2冊眼・・・毒素たっぷりの私はこういうのを読むととたんにいい人になった気がします。だからまた読む。少しずつ薄めてくださいましなぁ。

作家になったきっかけが  「作家の読書道」  に、でています。

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