本・恩田陸 「ネクロポリス 下」

2012-01-30 06:15:31 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

        ネクロポリス 下 (朝日文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
聖地にいる173人全員に殺人容疑が降りかかる。嘘を許さぬ古来の儀式「ガッチ」を経ても犯人は見つからない。途方にくれるジュンの前に、「血塗れジャック」の被害者たちが現れて証言を始めた。真実を知るために、ジュンたちは聖地の地下へ向かうが…。

 なぞは解決された・・・ふたご・・・上から結構いい調子で読んでいたけれど、そういうこと? で あら、そ! 

「死というものが残酷なのは、突然訪れ、別れを言う機会もなく全てが断ち切られてしまうからだ。せめて最後に言葉を交わせたら、きちんと挨拶ができたら。そう思っている遺族が、どれほどこの世にいることか。」

突然現れた「血塗れジャック」の被害者たちと言葉を交わす遺族達

「それが、こうして、きちんと挨拶できる機会があたえられるなら。この世を去る者に、自分は大丈夫だ、愛しているよと言ってもらえたら。それはどんなに、この世に生きる者の励みになることだろう。」

そんな事言ったって、そんなことできるわけがないわけだから、残された者はしっかり生きていかなくてはならないわけで・・・

なんて思いながら、これはお話っ! とは思うけれど、どこかにあるような気がしてきたのね。案外その辺の廃アパートなんか通り道になっていたりして・・・て最近読んだような。

修学旅行で行った恐山 近い?

目玉は誰のだったのだろう?


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鶴岡市 鶴岡カトリック教会天主堂

2012-01-30 05:54:06 | 建造物 栃木・群馬・茨城・山形・福島
         

         

         

    





    

日本唯一の窓絵だそうです。
「教会の窓を飾るといえばステンド・グラスですが、この教会の天主堂の窓を飾っているのはちょっと違います。透明な紙に描かれた聖画を2枚のガラスではさんで貼ってあるもので、窓絵とよばれています。高価なステンドグラスに代えて使用されたものと思われます。」案内より

   

             

 

遠くからでも赤い屋根が見えました。

フランス人ダリベル神父の全財産と寄付により、明治36年(1903年)に建てら、設計は、宣教師だったパピノ神父。
佐渡の両津教会、今は明治村に移築されている京都の旧聖ザビエル教会などもパピノ神父の作品だそうです。
明治ロマネスク様式建築の傑作として名高く、国指定重要文化財となっています。

鶴岡カトリック教会は、旧庄内藩家老の末松家の屋敷跡に建てられたものなので、入り口の門は当時の武家屋敷の面影を残っています。

それで門が・・・

残念だったのは、見落とした聖堂の左側にある副祭壇の、「黒いマリア像」
日本でただ一体の聖母像だそうです。
「この天主堂ができた記念にフランスのデリヴランド修道院から贈られたもので、世界的にも珍しく貴重なものです。」案内より

「名称: 鶴岡カトリック教会天主堂
時代: 明治   年代: 明治36   西暦: 1903
解説文: 三廊式バシリカ型平面をもつ木造の教会堂で、設計はフランス人神父、施工は日本人大工である。ロマネスクにゴシックを加えた様式になり、上品で清楚な意匠をもつ、東北地方における教会堂の一遺例として重要である。」 文化庁ホームページより


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