本・柳美里 「自殺の国」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
猶予は2日。決行日は6月19日神奈川です―ネットに飛び交う「自殺」「逝きたい」の文字。電車の中、携帯電話を手にその画面を見つめる少女、市原百音・高校一年生。形だけの友人関係、形だけの家族―「死」に魅せられた少女は、21時12分、品川発の電車に乗って、彼らとの「約束の場所」へと向かうのだが…。柳美里、2年半ぶりの最新小説。

　お名前は百音 　掲示板の書き込みで始まる。

そういうことになっているのね。掲示板って・・・

人様がどれほど楽しい人生を送っているかなんてわからない。楽しそうに見えるからと言って、本当かな？なんて裏を読む必要はないと思うけれど・・・大変な事は誰にも言わないかもしれない。似たり寄ったりかも知れない・・・百音ちゃんとは。

死んだほうが楽だな～なんて思っている人はきっといるのだろうけれど、生きている。

死のうと本気で思ったこともないのに言うなっ！て、言われたら、なんも言えne！

たった一冊の本でたくさんの事を考えた。本ってすごいっ！作家ってすごいっ！柳美里ってすごいっ！ネットは使い方を間違えたら恐ろしいっ！


ちょっと前の暑いころ、図書館の開館を待っている時に聞こえてきた話を思い出した・・・
大学生位の男の子が、偶然会った同級生から　姉ちゃんまだ引きこもってんの？　って言われて話し出したこと。
本読みまくりだから家族が図書館から借りてくる。親は外に出てって自殺されるよりいいと言っている。聞いていた相手は自殺に反応して、そこまでいってたのか？とか言っていたような・・・

聞いた子は、本読まないと眠れない。読む本なくなったし金もないから図書館に来た。薬で寝ていた時期もあった。って、話したら、お前も大変だったんだな。どこも大変だな・・・

人がたくさんいるところで、あっけらかーん！と話していた。

結構わさわさしていた場所だったけれど、なんとなく静かになり聞いていたみたい。そしてなんとなくしんみりしていたみたい。って、人の事はわからないけれど、そんな空気を感じた。

多かれ少なかれいろいろあるのよ。なんにもないなんていう人居たら、鈍感なんじゃない？ってかなり鈍感な私でも言ってみたりして・・・鈍感力って本があったっけ。

大変な事は書いていないから・・・ネ　百音ちゃん！　

旧神谷伝兵衛稲毛別荘

　　　

　　　　　　　　　　1階ピロティー　ロマネスク様式のアーチ　





　　　



　　　　　　　　　　玄関天井の中心飾りはぶどうのモチーフ　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　2階和室にも　ぶどう　

　　　　

　
　
「この洋館は”日本のワイン王”の異名を持つ明治の実業家、神谷伝兵衛の別荘として大正7年に建てられた。
東京浅草「神谷バーのデンキブラン」や、「牛久シャトー」の創始者として成功し、大正11年に66歳で他界するまで、生涯を日本人のためのワイン作りに捧げた人物である。
この別荘は千葉市で最も古い鉄筋コンクリート建造物で、レンガ建築の多くが崩壊した関東大震災（大正12年9月）にも耐え抜いた。現在は国登録有形文化財になっている。」

すぐ前は海だった。今は国道14号

茨城県には　　国の重要文化財　　シャトーカミヤ旧醸造場施設　　　があります。

新宿タカノのショートケーキ

どんなケーキがいい？　　

苺の・・・

あん！？　苺のショートケーキがいいの？　ケーキはいろいろあるのよ～

いいの、苺ので・・・

あ、そっ！　
じゃ、そこのデパートで・・・とびきり美味しそうな　　苺のショートケーキ　　買ってくるから　

自分のお誕生日じゃないのに・・・ケーキの前で、こっちのがいいんだけれど～・・・本人が苺と言っているのだから苺か・・・

ひとつお近づきになって、ひとつ違いになりましたわね。

タカノだから苺が大きくて、とびきり美味しい　　苺のショートケーキ　　


次はなんの、誰の、お祝い・・・え？来年？

タカノが2回続いたから、はるばる上野のお山まで　　上野の山のモンブラン　　をイナムラショウゾウまで買いに行こうか。　

その頃は何をしているかしら。