本・梨木香歩 「不思議な羅針盤」

2014-05-02 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 
                 読書備忘録 

        不思議な羅針盤

 内容紹介
憤ったり寂しかったり納得したり、何かを慈しんだり発見したりうれしくなったり。そんな日常にあっては穏やかに南北を指す磁針では物足りず、心の深いところで「不思議な羅針盤」が欲しかったという著者。同じ年代の女性たちとおしゃべりするような心持ちで、同時に07~09年の社会的事象までも映し出した、万華鏡のようなエッセイ集。

  3年間、雑誌「ミセス」に連載されていたエッセイ・・・

多岐にわたる知識に驚き・・・作家はすごいね。

世界は生きている
清里のカッコウの話に・・・ここに越してくる前のところではカッコウがないていた。同じ市内なんだけれどね。
どこかの鳩時計かなぁ~って聞いていたのは朝の8時頃・・・8回カッコウっとやったあとにも、カッコウと・・・壊れているのね。って聞いていたら12時よりもたくさん。本物のカッコウだった。
あそこは住み始めたとき、空からティッシュペーパーが落ちてくるように白鷺が舞っていた。週末にはバードウォッチングの方が来ていたところだったけれど、いつのまにか白鷺は数えられる程度でカッコウはなかなくなった。キジの子供にバス停までくっついてこられたのもそこだったけれど、キジもいなくなっていた。今は、蓮の田んぼを埋め立てて戸建ての住宅街になっている。

見知らぬ人に声をかける
私もよく道を聞かれる。旅の者なのに道を聞かれる事だって・・・溶け込めている?とうれしくなるけれど、観光できているから、他所の人です。ゴメンナサイ!です。

ご隠居さんのお茶と昼酒
そうそう家庭訪問のお茶とお菓子ね。何さんの家では食べたのに、うちのは食べなかった。ってことがないように・・・って?

プラスチック膜を破って
楽しいっ!電車に入ってきた蚊を・・・
にこやかなのがいちばんです。


作者は表に出ないんでしょ?
エッセイ読んでいて人となりがわかるってどこかに書いてあったけれど・・・私はまだまだ・・・


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