



二八歳の田中真紀子は、友人のイチローから誘われ、彼の家に間借りすることになった。その家は建て増しを重ねた奇妙な家で、コンクリート三階建ての本館、黄色い木造の二階建て、鉄骨ガレージの三棟が無理やり接合されていた。真紀子はガレージの上にある赤い小屋に住むことに。イチロー父は全裸で現れるし、女優の母、無職の姉、モテ系女子の妹も一癖ある人ばかり。そんなある日、イチローは、自分はおなじ一日が二回繰り返されることがあると真紀子に打ち明けるのだった。芥川賞作家が放つ、新感覚パノラマワールド!






パノラマっていえなくて パノララ
パノラマ写真撮っていましたね。
人間関係が面白い、それをすっとかわすというかなんというか・・・生い立ちを聞いて、そっか・・・
変わったお家に間借りしたら、変わったことのおこる人たちのいた。
ワープしちゃう?
一日が二回繰り返される?
電話やメールで相手の表情や気持ちがわかちゃう?
やだ、そんな話聞いていただけなのに、田中真紀子が・・・
え?二回で終わらないじゃない?よりによってそんな一日が繰り返されちゃって・・・
初めて来たところなのに、前にも来たことあるような?あの角曲がるとあるよ。ほら、あった。ってことありませんか?
男はつらいよの俳優のちっこい目って・・・あの映画は好みではなかったから叔父のお家のすぐそこで撮影しているから見に来い!って言われても行った事はなかったなぁ~・・・
彼女とか彼氏いるの?って聞かれて、いな~い!って言ったとして・・・なんで?モテそうなのに・・・って言われたら自分はナシだからよそ行ってください。ってことらしい・・・
ってどうでもいいところに食いついた。
楽しかった。
もっと続けばいいのにと思った。


