



「私、ハルコさんに会えてよかった。何だか元気出ました」
「でしょう? みんなそう言うのよね」
厚かましさ世界一! 痛快無比、無敵のヒロイン中島ハルコが、男と女の恋愛のもつれた糸を、ばっさばっさとぶった切る! 読むとためになる、元気になる、いい女になれる(?)、超実用的恋愛小説
ハルコ、パリで熱弁をふるう
早くもハルコが語る
ハルコ、夢について語る
ハルコ、縁談を頼まれる
ハルコ、愛人を叱る
ハルコ、母娘を割り切る
ハルコ、セックスについて語る
ハルコ、主婦を叱る
ハルコ、不倫を嘆く
ハルコ、カリフォルニアに行く






ジャケ借り
「・・・モニターっていっても、そこいらへんの貧乏人がサンプル欲しさにやっているのとは、質がまるで違うのよ。・・・」
「・・・あの頃は今ほど美容師の地位は高くないもの、お嬢様がやる仕事じゃないってことよね。・・・今で言うヤンキーみたいなコと一緒になって・・・」
「才能なんてね、成功した人の”後づけ”なんだから。」
「・・・優秀な頭脳を持っている女の人が、ちっとも子どもを産みません。まごまごしていると、この国、今にがんがん子ども産むヤンキーに乗っ取られるとおもいますよ。」
「日本の大学の授業はつまらないし、だいいち日本の大学生は全く勉強しません。だから世界の競争からもとり残されるのです。」
そんなこんなでハルコはしきりに嘆くのであった。と結ばれていた。
毒舌ー・・・これだけ言えたら気持ちいいだろうなぁ~~~
名古屋のことがよくわかるお話でした。
