内容(「BOOK」データベースより)
「宵越しの金」はいらない?長屋での一人暮らしは快適?今の時代と、どちらが楽しそう?駒込の富士塚、山王祭、お月見、鷲神社の酉の市…『絵本江戸風俗往来』を片手に江戸を追体験。エッセイストが誘うお江戸案内にして、年中行事カレンダー。
読書備忘録
下町に生まれ育っているから、お江戸の一年はふむふむと読んだ。
お江戸の一年
浅草寺の花祭りには近所の子が行列するからと見に行ったし、って、見に来てって言われたからだけれど。富士塚にも登ったことあるし、そこいら辺の事は大体知っていた。
日枝神社の山王祭りはたまたま銀座で出くわし、な、何っ!とうっとりとみた。
そういえば結婚式は日枝神社だったのだ。
向島の百花園のお月見の会はお茶会で行って、虫の音を聞く会ってのもありやはりお茶会だった。
酉の市にも何度か行っている。やはり夜。神社は夜って書いてあったけれど夜。
そうそう貸本屋は子供の頃まだあった。借りていたのはマンガだったけれど・・・
お江戸の一日
家の前にお豆腐屋さんがあるのに・・・お豆腐屋さんも、アサリシジミ売りも、納豆も、子供の頃売りに来ていた。
お鍋を持たされ、まってぇ~と買っていた。
ついでに氷屋さんも、風鈴屋さんも・・・金魚屋さんにいたっては、売り方まで覚えている。
きんぎょ~えきんぎょ!って・・・
やはりお鍋のような物を持って、金魚下さい。って・・・
おでん屋さんや焼き芋屋さんや夜鳴きラーメンは今でもあると思う。今住んでいるところにはないけれど・・・
紙芝居屋さんってのはいつ頃からだったのだろう?
自転車にお荷物積んで公園で紙芝居を見せる前に、うめジャムだのソースせんべいだの、かたぬきだの売っていた。
おじさんは公園の隅でおしっこしても手を洗わなかった。と変な記憶もありますのです。