本・群ようこ 「 散歩するネコ れんげ荘物語」

2019-07-08 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 内容紹介

キョウコは、月10万円の生活費で「れんげ荘」で おおむねのんびり穏やかに生活している。 母親が突然倒れ、救急病院のICUに運びこまれたり……、 バイトしては海外旅行をしていた隣人で 「旅人」のコナツさんの将来について相談に乗ったりと……、 いろいろなことがあるものの、ラジオを聴きながら、 ゆっくりコーヒーを呑んだり、時折遊びに来ていた猫(ぶっちゃん)が 飼い主と散歩しているところに出会ったり……。 日々季節の移り変わりを感じながら、 丁寧につつましく暮らす、小さな幸せの物語。


               

 読書備忘録 

一人暮らしであっても家族が居ても「迷惑をかけたくない老後」は一緒!本人たちは長生きは望んでいないのよね。生かされる苦痛はどうしたらいいのでしょうね。自分が認知症になった時、どんな人間でいるんだか?根源的な自分というものが抜けていかないどころか、嫌な部分が全面的にでてくるのかと・・・キョウコと一緒だわ。ゾッとして恐ろしくなります。

ネコのぶっちゃんがリードで繋がれお散歩中、キョウコをみつけてものすごい勢いで走ってきてキョウコの胸元めがけて、ジャンプして抱きついた・・・か、かわいい!🐈

「旅人」のコナツさんはおかあさんになるつもりらしいけれど・・・次回はこのお話も聞けるかしら?

★★★☆☆

 予約投稿