作品紹介・あらすじ
帰って来ない母を待ち、〈とわ〉は一人で生き延びる。光に守られて、前を向く。暗い淵のなかに身を沈めて仰ぎ見る、透き通った光。「生きているって、すごいことなんだねぇ」。歌う鳥たち。草木の香り、庭に降りそそぐ陽射し。虹のように現れる、ささやかな七色の喜び。ちっぽけな私にも、未来、はあるのだ。読み終えると、あたたかな空気が流れます。本屋大賞第2位『ライオンのおやつ』に続く、待望の長編小説。
読書備忘録
目が見えないのに置き去りにされて・・・
母娘二人暮らしだったのに・・・
どういうこと?でお話は始まった。
あの時のワンピースの色が・・・
誰にでも未来はあるのよね・・・ちょっと忘れてしまう瞬間があるかもしれないけれど・・・あるの!
盲導犬ってすごいのね。
以前、コンサート会場でラブラドールの盲導犬が入り口近くのお席の隅におとなしくしているのを見て、人間の子供よりお行儀いいんじゃないか?と思ったもんでした。
★★★☆☆