ココアのhappy palette

小さなしあわせさがして…

乳がん術後 6か月が経過

2011年07月18日 | 乳がん

今日は、朝から、なでしこジャパンの活躍に湧きましたね。

先制されても、取り返し、追いつめられてもじっと耐え

最後まで、あきらめずに戦い、優勝を勝ち取る姿に、

感動や、パワーを頂いた方も多いでしょう。

私も、たくさんの元気をもらいました。

          

                              

早いもので、今月で乳がんの手術をして、半年経ちました。

術後は、放射線治療、ホルモン治療と、わけもわからず

必死な毎日だったのか、あれよあれよと、あっという間に過ぎました。

今日は、そんな回想録、備忘録として、記事を書きたいと思います。

乳がんって、どんな治療かなって、興味のある方は最後まで…

病気の話は、怖くてって方は、スル―しちゃってください。

        

                              

2010年10月16日 

旅行先のマカオで、帰国前夜、 左胸に怪しいしこりを発見。

10月18日

 四谷の乳腺外科のあるクリニックに初診

 その場で、マンモ、エコー、穿刺吸引細胞診を受ける。 

10月25日

 細胞診の結果は、悪性ではないが、しこりの形が怪しい。

11月4日

 造影剤を入れて、左胸のMRIの検査。

 ここでも、良性とは、言いきれないとのことで

11月12日

 マンモト―ム生検(局所麻酔下で行う吸引型の組織検査)

11月20日

 あっさりと、乳がんとの告知を受ける。

 ステージ1で、腫瘍の大きさは、8ミリ。

 意外に落ち着いている自分に、ビックリ!

11月26日

 一月の手術に向けて、検査が始まる。

 先ずは、しこりに造影剤をいれて、

 どこのリンパに繋がっているのかCTで確認。

12月 9日

 ほかに、がんがないか、PET CT検査(陽電子放射断層撮影

12月13日

 手術前検査(X線 、心電図、肺活量、尿、採血)

12月15日

 センチネルリンパ生検、

 しこりに、ブルーの色素を注射して、 見張りリンパを取りだして、

 転移がないか調べる。

 局所麻酔での日帰り手術で、尿は、半日、きれいなブルー色。

12月25日

 センチネルリンパ生検の結果

 リンパに転移なし。  

2011年 1月6日 

 麻酔科、乳腺外科 診察

1月12日

 一泊二日で入院手術

 全身麻酔で、3センチほどの円状切除の、温存手術。

   

                   

Img_6138

1月13日

 24時間で退院

1月20日

 消毒、抜糸

1月24日

 腫瘍の病理検査の結果

 組織型は、硬がん、 しこりの大きさ8ミリ、リンパ節の転移なし

 ホルモン受容体は、プラスで、 ER,PgR ともに90%以上 

 HER2タンパクの発現は、1で、 たちは、悪くなさそう。

 組織学的悪性度(がんの顔つき)は、2

 Ki67は、30~40%

 切除断端(切除した断片に腫瘍があるか)は、マイナスで

 腫瘍が取り切れているとのこと。

 脈管侵襲は、マイナスで、転移の可能性は低い。

     

                

P1240301

これが、私の腫瘍を切り取った断面写真。

PC画面なので、あまりよく見えませんが

赤で、○印が、腫瘍のようです。

ちょっと気持ち悪くてごめんなさい!

以上の検査結果を踏まえて

1月26日 

 紹介された御茶ノ水の大学病院で、放射線治療の為、初診。

3月 8日

 放射線科でCT検査

3月15日

 放射線治療を始めるためのシュミレ―タ―

3月16日~4月20日まで、

 2グレイ×25回の放射線治療(リニアック)

5月12日

 ホルモン治療が始まり

 クリニックで、4週間に一度のリュ―プリン注射、

 ノルバデックス服用、おかげで生理も止まる。

こうやって、書き出してみると、いろいろありましたね。

ため息がでるほど…

でも、ありがたいことに、乳がんを手術したとは、思えないくらい

普通に生活しています。

治療をすれば、100%とは、言えないけれど

90%後半くらい、完治できるとのこと。

そうは、言っても、時折、不安のどん底におちます。

でも、主治医の言葉を信じて、

明るい治療生活で、頑張っていきたいと思います

        

     

       

 

     

コメント (46)
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