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小さなしあわせさがして…

和歌山祈りの旅 高野山「奥之院巡り」 

2013年05月16日 | 関西旅行

GW明けは、毎年恒例のブログ友とのオフ旅です。

数えてみれば、もう7年目となりました。

7年目にして初めて、飛行機を使い、1泊から2泊3日にランクUP!   

しかし、いつもは仲良し7人組みで、お出かけしていますが

今年は、諸事情があり、こうさん、michiさん、ヒイさんと4人旅となりました。

和歌山県の高野山~熊野古道を中心のツアー旅です。

しばらく、旅行記が続きますがお付き合いくださいね。

羽田空港から、伊丹空港へ。

飛行時間はなんと45分!

伊丹空港から、大阪市内を高速道路から眺めて、高野山へとバスは走ります。

今回は、阪急交通社トラピックスの

「熊野三山めぐり・熊野古道と那智の滝 南紀白浜・高野山・奥之院散策」

なかなか渋い旅なので、年齢層は高く、総勢29人のツアーとなりました。

岸和田SAでお昼の休憩をして、高野山奥之院へ

ここからは、専門ガイドさんと一緒に参拝です。

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高野山の信仰の中心で、

弘法大師さまが、御入定(ごにゅうじょう)されている聖地です。

樹齢千年を超える高野杉並木が続きます。

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この辺りは、日本有名企業の社墓や慰霊碑・供養塔が建ち並びます。

これは、福助足袋の福助人形。

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日産自動車。

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コーヒーカップは、上島珈琲。

その他、ソニー・シャープなどもありましたが

ロケットが空に向かって建つ、ロケットの明和産業のが印象的でした。

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歩き進むと、

少しづつ風景も変わってきます。

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この辺りは、数々の戦国大名や

歴史上の人物の墓が並んでいて

豊臣家、徳川家、織田信長も眠っていますが

名もない無縁仏もたくさんあります。

高野山は、宗派や階級に関係なく誰でもが眠ることができるそうです。

弘法大師さまの、誰にでも平等の精神ですね。

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ここは、徳川家康の次男の結城秀康の石廟です。

家康に嫌われ、豊臣家に養子に出され、

その後結城家に養子に出されますが、関ヶ原の合戦で活躍をして

家康から認めてもらうことができたそうです。

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五輪の塔もたくさん見かけます。

古代インドにおいて宇宙の構成要素・元素と考えられた

五大(空・風・火・水・地)を象徴しています。

仏教のいう五大要素でもあるそうです。

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御廟橋の手前にあるお地蔵様は

水向地蔵(みずむけじぞう)です。

地蔵菩薩や、不動明王・観音菩薩など

いくつものお地蔵さまが並んでいます。

好きなお地蔵さまの足元にお水を3回注ぎましょう。

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玉川にかかる御廟橋(みみょうのはし)。

ここからは、撮影禁止、脱帽です。

身が引き締まる思いです。

奥には燈籠堂が見えます。

この橋は、36枚の橋板でできていて、

それぞれに諸仏諸菩薩の象徴、種子(しゅじ)というものが

梵字で板裏に彫られているので、杖をつくことも禁止されています。

厳粛な気持ちで渡り、燈籠堂へ。

燈籠堂は、2万以上の献燈が灯り、読経が堂内に響き幻想的です。

「消えずの燈明」とよばれ、絶えることなく燃え続けている

貧女の燈と、白河法皇が献じた白河燈とも見ることができます。

燈籠堂の裏手地下には、弘法大師さまの霊を祀る大師御廟があります。

ここで即身仏となられました。

数珠にさわり南無大師遍照金剛と3度唱え、

具合の悪いところや気になるところを触れて祈願します。

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一の橋まで戻る途中に

なんと八重咲きの桜に出会えました。

今年最後の桜ですね。

奥之院巡りの後は、今宵のお宿の宿坊へと向かいます。

宿坊では、念願のあの方と初対面です。

オフ会の様子と宿坊初体験は、次回に続きます

コメント (38)
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