紀伊山地は、古代国家の置かれた奈良の南に位置することから
平安時代に広まった仏教とともに、貴族による熊野三山への参詣が始まりました。
熊野本宮大社・熊野速玉神社・熊野那智大社を称して熊野三山と呼ばれています。
旅の二日目は、高野山から、龍神スカイラインで熊野へと向かいます。
こんな山を越えて、かなり急な、峠越えの路がずっと続きます。
ツアーでよかった!
レンタカーだったら、運転手さん大変だったと思います。
途中のドライブインで、お昼のお弁当を詰め込んで、
バスはひたすら走り続けます。
そして熊野三山へ、
最初に訪れたのが、熊野本宮大社。
熊野三山の中心でもあり、全国3000社余りある熊野神社の総本宮です。
熊野権現の奉納の幟(のぼり)のたなびく参道を進むと
杉木立からの木漏れ日も美しい石段の数は158段。
このくらいなら、一気に登れるぞ~って、まだまだ元気がいっぱい!
石段は、上りは右側を、下りは左側を歩くのが作法で、
中央は、神さまのお通りになるところです。
神殿に進む前に、石段中腹にある祓戸大神にお参りをして身を清めます。
神門までやってきました。
大きな皇室の菊花紋章、十六八重表菊。
熊野は、皇室とも深いかかわりがあったようです。
神門の中は、撮影禁止なので
残念ながらここまで。
ここには、お宮が4つ並んでいて、
参拝するにはこのような順番にしなくてはいけません。
この図をしっかり頭に叩き込んだはずなのに
あれ~!?と悩む4人。
ちゃんとお参りができたかどうかは、神のみぞ知るってことですね。
神門の外側にある拝殿には、八咫烏(やたがらす)が鎮座しています。
ここの神社のシンボルマークのようです。
八咫烏のやたとは、大きく広いという意味があって
天・地・人を表わす3本の足があります。
導きの神として崇められています。
故事に習い、ボールをゴールに導かれるようにと
日本のサッカーでもシンボルマークにされていますね。
こんなポストもありましたよ。
本物のポストで、ちゃんとお手紙が届きます。
michiさんが、お手紙を書いて出してました、届いたかな?
ブログで見せてね(笑)
次は、熊野速玉神社へと向かいます