兎和野高原のヤマナラシの木の下で.
但馬高原植物園で土砂降りに会う前、実は植物園内の道を外れ、奥を散策していた。そして、出会ったのがアミタケだった。
アミタケ
見たとき、戸惑ってしまった・・・赤松の木が辺りを見回しても見つからなかったから・・・。でも、かなり離れた所に大きな赤松を発見して納得した。
その他、山道に敷かれたウッドチップからもキノコが出ていた。
土砂降りの後、あまり出会いたくないモノが動き始めた・・・。30cmもあるミミズ、そして、これだ。
マムシ
道が濡れていたせいか、滑るように道を横切っていった。カメラを向けて近づくと、停まってこちらをチラッと見る・・・。さわらぬ神に祟りなし・・・だな。
高原植物園を出て、直ぐ近くの兎和野高原へ移動した。移動といっても車で5分もかからない。途中、山はタニウツギが満開だった。
タニウツギ
天気は相変わらず、悪い。
タニウツギとウツギ
ウツギの季節だ。何といっても花の圧倒的な多さ!山は花で埋まっている。
兎和野高原にはヤマナラシの木が多い。その下にヤマイグチの仲間が出るのだが・・・、まだ、早いか、と思いながら散策する。土砂降りの後、草はまだ、雨水で濡れている。
やっと、一つだけ見つけた。それが、冒頭の写真。
もう一度・・・。さらに近づいて・・・。
ヤマイグチ
帰宅後、柄をスライスして変色性を見た。柄の先に青い粒点があればヤマナラシノアオネヤマイグチと思い、スライスするが、粒点は見当たらなかった・・・。これは、ヤマイグチとしておこう。
その他・・・
この時期、苔の上で良く見る・・・分らない
これも分らない・・・
marasmiellus sp.
あぁ、難解なキノコの世界が、おいでおいでしている・・・・そろそろだ。