今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今年初めての鹿が壷 2009.06.14.

2009-06-19 07:19:13 | Weblog
 日曜日は最上山に行き、ヨソオイツルタケやムラサキヤマドリを探した。今年は、雨が少なくきのこの出が遅いせいも有り、空振りだった。

 きのこは少ないながら、ベニタケ科少々、アワタケ1個、キリンタケ近縁、等。これでは帰るに帰れず、近くの鹿が壷に転進した。ヒルが出だす頃だが、あそこなら雨が少ない時でも何かは出ている筈だ・・・と。



 この時期、これも貴重。



クロノボリリュウタケ Helvella lacunosa Afzel.



 他に、綺麗な姿のクラガタノボリリュウタケ Helvella ephippium Lév.も・・・。




アカヌマベニタケ? Hygrocybe miniata (Fr.) Kummer
を、ネッタイベニヒガサ  Hygrocybe flavescens (Kauffm.) Sing. に改訂。実はアカヌマベニタケではないんじゃないかと思っていたのだが、この近くにアカヌマベニタケが出ていたもので、そうしておこうか・・・と思った。今日、HY氏に指摘され、確認できたので・・・。2009.06.20.



 昔、アカジコウが出たという道、今年も歩いてみたが、あるわけないよな・・・。きのこ、それ自体がほとんど出ていないんだから。でも、そんな時に珍しいものに出会えるんだなぁ。









キツネノサカズキ Galiella japonica (Yasuda) Y. Otani 
オオゴムタケ属か・・・。



 初めて見た。もちろん、知らなかったが、偶然に山で出会ったHY氏に教えて貰った。何と、運のいいこと!!



 山を降り、駐車場に向かう途中で、また、難解なきのこに出会う。




クリイロムクエタケ    Macrocystidia cucumis (Pers. ) Joss.


NB氏とHY氏のご指摘によりクリイロムクエタケとした。当日、この菌の匂いを無臭と聞いたが、どうみてもクリイロムクエタケだ、との指摘により、臭覚の方に問題ありとした・・・。クリイロムクエタケはキュウリのような匂いがする2009.06.20.








バイカツツジ



 水平に拡がる葉の下に梅の花のようで反り上がった特徴的なオシベ。枝や葉はベタついて、モチツツジのようだ。名前を調べようと、一枝を折って持ち帰ったが、驚くべきはその花もちの良さだ。








 4日後でも、こんなに生き生きと咲いている・・・。早く、仕事いかなきゃな・・・。


コメント (4)
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