何度となく通った小道、池の水がいつも青い。錦鯉が泳いでいるのが何ともミスマッチ。
道の上にはノリウツギが咲いていた。庭の園芸種と何も変わらない。
さて、池を通り過ぎてすぐ、林に入り込んだ。入り込むところに、色褪せたアンズタケ。
林の中を歩いてみると、道は湧水で濡れていたのにも係わらず、きのこの姿は少なかった。最近では雨の降り方の偏りがひどくて、大して離れていない場所でもきのこの出方が全然違ってうろたえることが多い。
オオツルタケ Amanita punctata (Cleland & Cheel) Raid
フクロツルタケ Amanita volvata (Peck) Lloyd
やはり、ここも Amanita の季節のようだ。池に流れ込む川の脇に広がった林なので、水量が増えた時には山から水が覆うのかもしれない。石がゴロゴロした所で、こんな所にはあまりきのこは発生しないものだが・・・・、条件が揃ったときには驚くほど多くのきのこが顔を揃えることがあるのだ。でも、今日はその日ではなかった。
触っただけで、倒れた、クロコタマゴテングタケ Amanita citrina (Schaeff.) Pers. var. grisea (Hongo) Hongo
Amanita sp.
これは、シロオニタケではなさそうだし・・・・、ハイイロオニタケでもないし・・・・、灰色のシロオニタケってところ。
拡大・・・、去年もこの場所で出会っている。
幼菌
鳥の巣の中の卵のようだ。。
きのこは少ない・・・・
ハナガサイグチ Pulveroboletus auriflammeus (Berk. & Curt.) Sing.
コテングタケモドキ Amanita pseudoporphyria Hongo
コタマゴテングタケ Amanita citrina (Schaeff.) Pers. var. citrina
ありふれたきのこしか見つからず、林の中から道に戻った。道をそのまま山の方へ進んだがきのこは何もなく・・・・
ノギラン
オニドコロ
引き返して、車に戻る。
ヘクソカズラ
帰ってビールでも飲むか。