隣の池の脇には、やはり湿地帯が広がっていて、去年はサギソウが沢山咲いていた。今年は、まだサギソウのシーズンではないが、湿地の比較的乾いた部分を注意しながら歩いた。
すぐ目についたのはミズトンボ。
以前、友達からハッチョウトンボとミズトンボを見に行くと聞いた時、両方ともトンボの名前だと思ったものだった。
沢山、咲いていた。最初にハッチョウトンボを探した場所にも去年はかなり咲いていたので、トンボを探していて気が付かなかったのだろう。
そして・・・・
カキランの群生
こっちの場所の方が全体的に開花が早い様子だ。
モウセンゴケ?
あ、ピンクのコモウセンゴケ?・・と思って良く見たら・・・・
ヒメヤブラン
こんな湿地に咲いているのは初めて観たな・・・・
湿地で良く見るけれど、名前を知らない。よく見ると、小さな薄紫色の花を沢山付けていた。
一つの花の大きさ、2mm弱ってところかな・・・
これも花? じっくり観ると面白い。
湿地の中程はサギソウの芽が出始めていて、踏み荒らさないように、移動することにした。梅雨時で雨はかなり降っている。気温の上昇が十分ではないから、イグチなどが一斉に出始めるのにはもう一、二週間かかるだろうが、きのこの様子も気になってきた。
湿地に水を運んでいる細流が流れ出している辺りまで歩いてみることにした。途中・・・・
アカイボカサタケ
Russula sp. クサハツモドキかな・・・
トンボソウ?
草地をしばらく歩き、やがて山の裾野の広葉樹林帯までやってきた。きのこを探すのだが・・・・
ヒメカバイロタケ
松の切り倒されたものから定番の・・・・
Russula sp. ドクベニタケ?
やはり、まだきのこの姿は少ない。仕方なく、また草原を歩いて湿地の方に向かう。
コケオトギリ 約5mmくらいかな。
苔むした倒木から小さなきのこが出ていた。
良い感じだけど、ピントが合わせられない・・・・、近づいて・・・・
Mycena sp.
草原に出ると、雨がぱらぱらと降り出していることに気が付いた。
つづく。