雨が降り出していたが、強まるでもない。頭には相変わらず麦藁帽子。陽射しのない時でも色々と役に立つ。今日の場合は雨よけだな。
そのまま、池の脇の森に入り込んで行く。
スジチャダイゴケ 多分
去年も同じ赤松の枯れ木から出ていた。今年も新しいのが幾つか出始めている。でも、まだスジは見えない。。。
この場所には毎年、赤いHygrocybe sp.が夏・秋に出ているのを見るのだが、いつも同じ種なのかも分らない。
Hygrocybe sp.
今年も出ていた。
ベニヒガサかなとも思うけれど、色あい、柄の様子など、違うように思える。ネッタイベニヒガサかもとも思うけれど、それは顕微鏡で胞子を見なければ分らないらしい。そんな訳で、いつまで経っても不明のまま。
この場所は、大雨が降ると池に流れ込む川が溢れ、森の土を流してしまう。だから、あまりきのこの生える場所ではないのだが、夏のひととき、異様にイグチ類が一斉にでることがある。でも、今日はまだその時ではないようだ。
こんなところにも・・・・
シャクジョウソウ?
前日に見た咲き始めのものとあまりに様子が違うので分らない。随分前に花の時期は終わっているようだ。
森の中はきのこは少なくて・・・・
不明
柄の辺り、キツネタケに近いきのこのような気がするけれど、分らない。
ぽつんと。。
手前には比較的大きなフウセンタケの老菌が幾つか出ていた。これは秋に出るクリフウセン達?の一つ。早目に出て、味の良いクリフウセンに似ている。
これは老菌。大きいのは傘径3cmくらいはあるかな。
オリーブサカズキタケ
これを見て、老菌の正体も同じだと分った。
ハリガネオチバタケ
色が妙に薄い・・・・
森から道に出た所で、トリガタハンショウズル花後に出会う。
過去、何度か、この株から花が咲いているところを見たのだが、今年はその時期にここに来ることが出来なかった。株は大きくはなっていないけれど、今年も沢山花を咲かせたことは分った。
大した発見もなく、山道を進んで行く。突然、目の前に沢山のきのこが現れた。
?
極くごく、普通の格好をしたきのこだ。
傘の径は大きなもので、10cmくらいだろうか。特徴が無い、何処にでも出ていそうなきのこ・・・・。
ツバがない。
ツバナシフミヅキタケかな?
また、少し登ったところで小さなイグチに出会った。
・・・・
傘の径は4cmくらいだろうか。かなりヌメリが強い。
ニガイグチの仲間ではないようだ。でも分らない。
ヒメヌメリイグチ(拡大)
雨も降り続いているので、戻ることにした。気晴らしにはなったかな・・・・。
来週はもっときのこは出るだろう、多分。