尾根に着いた時には、汗でびしょびしょになっていた。昼飯を食べる場所でも探そうかと思って斜面を歩いていると、傾斜が幾分緩やかになった日陰の場所を見つけた。その場所に立って真正面をみる。
それから、足許を見て写真を撮る。
多分、伝わらないのかな・・・・。
要するに、斜面の傾斜は写真の通り、30度くらいあるということ。
昼飯を食べようと思ったが、どうもさっき見た獣の糞が気になる。どうも、落ち着かないのでこのまま斜面を下ってから食事にすることにした。下る斜面は登って来た場所の隣の筋にしよう。
少し横に移動して、下る場所を探していると、ふと背後を見た時に見えたもの。
オオワライタケ
この中の一番大きなものは高さが20cmくらい。だから、塊りとしては随分大きい。
大きな株が3つ出ていた。これが、舞茸だったらと思ってしまう。
降りれる筋を見つけて下って行くと・・・・
立ち枯れのミズナラから出ているのは何?
ムキタケかな・・・・、逆光で写真は上手く撮れない。しょうがない、最後の手段。
ムキタケ
凄まじい量のムキタケなんだけれど、どうにも手が届かないのだ。清く諦め、斜面を下る。
紅葉にはまだ、早いのだろう。でも、紅く染まっている場所もあるようだから・・・・
下る斜面の倒木の脇には・・・・
凄い数のナラタケが場腐れていた。もう2週間ほど早く来ていたら大変なことになっていたかも。
センボンイチメガサ
ニガクリタケ
斜面を何とか下り終えて、辺りを見渡せる広場に着いた。今度こそ、昼飯の場所を探した。
ここ・・・・
ブナの倒木が苔むし、苔の上からブナハリタケが出ていた。ここに決めた・・・・・。
サンドイッチを食べ終わり、斜面を見上げて思う。
紅葉は1週間くらい後の方が良いのか、どうなのか。。。これから、フチドリツエタケを探しに行かなければなるまい。