こんな景色を眺めながら、一人、ブナの枯れ木に腰掛けて、買ってきたサンドイッチをツマミながらビールを飲んだ。雲の合間から陽が差し込むと、辺りが明るくなり黄葉の木々が輝く。そしてその光景に目を見張る。
そろそろ、また斜面を上がって目的のフチドリツエタケを探しに行こう。
斜面の途中で古い倒木に出たキノコを見つけた。ヒラタケ型だけれど、薄茶色。傘の径は10cmを超える。チャヒラタケやヒロハチャヒラタケにしては大き過ぎ。傘の妙な切れ込みも見たことがない。unknown。
そして・・・・
これは、小さいけれど・・・・、フチドリツエタケじゃないか?
この倒木をあらためて良く調べると・・・・
フチドリツエタケ
さらに斜面を登って行くと立ち枯れの地上から2m程のところからフチドリツエタケは出ていた。
辺りは紅葉が綺麗で・・・・
見上げると・・・・
紅葉の葉の中にフチドリツエタケが一つ
フチドリツエタケ
満足して斜面を下ることにした。
レンズをマクロ90mmに替えて・・・・
ナラタケ老菌
下り切って、平らな川の横の広場に戻った。
この木の傷は新しい・・・・
これはどう見ても、今年の傷だろう。
こんな堅い木の皮を切り裂くとは・・・・、やはり出会ってはならない、熊には。。。
その後、皮に倒れ込む木の周りを見て・・・・
フチドリツエタケ
ムキタケ
車へ戻る。途中のきのこ・・・
クチベニタケ
クロラッパタケ
車道に戻って歩いて行く道の脇には・・・・
ジンジソウ
ほとんどが花の時期を終えていたが、わずかに残った花・・・・
シイタケ
車に到着して、籠を車に積む時に思い出した。ホウノ木の葉に包んでおいたきのこの卵のこと。
やっぱり、スッポンタケだった。