二番目に向かったのは実は5年くらい前に見つけた節分草の自生地だった。遠阪辺りに地元の方が保護している場所があるという噂を聞いて、足で探し当てた場所だった。それから秘密の花園の一つとして楽しんでいたのだが、去年、友人から公開されているという話を聞いた。節分草については場所によっては大々的に宣伝して観光資源として利用しているところと、公開せずに地元の人だけで楽しんでいる場所があるようだ。苦労して見つけた場所だから、去年はちょっとがっかりして、見に行かなかったのだ。
目的の場所に近づくと道の脇にのぼりがポツポツと立っていた。そしてそろそろ着くかなと思った時、のぼりが沢山立った空き地が見えた。駐車場まで作って大々的に公開していたようだ。でも、駐車場に車は1台も停まっていなかったのはなぜ?
車を降りて歩いて行く途中、日陰の雪を見て慌ててしまった。人家の脇を通り里山の端にある墓地に繋がった斜面を観ると・・・・
斜面には雪は残っておらず、斜面にポツポツと節分草が咲いているのが見えた。
でも、やはり咲き始め。地面を良く見ると蕾が固まって出ているところもあった。
この場所の花の多さは凄かったから、まだまだこれからのようだ。
少し杉林に入り込んだ辺りに生えていたはずのユキワリイチゲの様子を観てみると・・・・
健在。でも、蕾は見当たらない。
この場所はあと2週間くらいは楽しめそうだ。今日のところは長居は無用。午後4時を少し過ぎたところだから、あと、1ヶ所くらいは様子を見れそうだ。
つづく。