今年はお盆までの猛暑が嘘のように、盆明けから気温がかなり下がって、ここの所雨も降り続いていた。先週末くらいからイグチの姿も増えてきていたので週末を楽しみにしていたのだ。
これだけ涼しくなって、雨もたっぷり降ると9月の第2週には秋のきのこが出始めるんじゃないか、などと知人と話してから、この山を登ってきたのだ。森の中のコナラの枯れ木からはナラタケモドキが出ていたり・・・・
ベニイグチ
ドギツイ色のベニイグチが出ていたり・・・・
毎年見かける夏の終わりの雨の後の光景だった。森の中を抜けてまた、道に戻り登って行くと、登山道の脇の枯れ枝の横に変なきのこが出ているのに気がついた。
なんだ、ケロウジか。
アングルを考えたり、ピントを合わせたり露出を決めたりしてから撮った。モニターに映った写真を見ると足が随分長い。
スマートなケロウジだなと思ったけれど何か変だ。ちょっとその脇を見ると大きなのが2本立っていた。
あれ?と思って触るとグニャっとした触感。もう老菌のようだ。
手の匂いを嗅ぐと・・・・、あれ?ケロウジじゃなくてロウジ。コウタケじゃないか。
周囲を見ると全部で20本近い数のコウタケが出ていた。
どれも小振りだが、決して幼菌ではない。そして、この場所でコウタケを見たこともない。新しい場所だった。
コウタケ
緊急きのこ情報、秋のきのこ、コウタケが出始めたようです。コウタケのシロをお持ちの方はチェックをお願いします。
ママコナ
おわり。