
本当に久し振り。友人と山に行くことになった。友人は年が明けてから約半年ほど仕事を休んで愛知県に行っていたので、会うのも半年振り、一緒に山に行ったのは最後はいつだったっけ、というくらい。
高速を降りて北上する途中で、無人の野菜の販売所で買い占めるのを見るのも久し振りで新鮮だ。

友人が野菜を物色している間、店の右側に生えていた大きな桑の実を採って食べていた。



こんなに大きな桑の木は初めて見る。友人は山国育ちだから、桑とか木苺の実を食べて育ったらしい。
さて、ここから1時間弱山道を走り、いつもの林道に入った。3週間前は道の真ん中にデカい落石が転がっていて通れなかったのだが、ひょっとしたらどかしてあるかと思って進んでみたがそのままだった。それどころか、どう見ても3週間前は崩れていなかった所も崩れていたりする。この林道が山に戻るのも時間の問題なのか・・・・
今回も落石の手前で車を停めて荷物を背負って歩いて行くことにした。やがて、水が沁み出している岩壁の場所に到着する。



クモキリソウ
岩壁のひび割れたところから生えているせいか栄養不足なのだろう。数は多いが株が小さい。

やはり3週間経つと随分、この林道の様子も変わっていた。ヤマアジサイの花達も数は少ないが見頃になっている。



白いヤマアジサイも咲いていたような記憶なのだが・・・・、桃色と水色しか咲いていなかった。
そして、またしばらく進むと・・・・

マタタビが花盛りだった。凄い匂い。熊蜂の羽音がうるさいくらいだ。



この林道の山側の岩壁に咲いている花を観ながら歩くのはとても楽しいのだが、花に見とれていて少しでも油断するとジャケツイバラの棘に引っかかって大変なことになるのだ。今回も1回、捕まってしまった。


やがて、道の右側の岩壁にはホタルブクロが蕾を付けているようになる。ベニバナヤマシャクヤクが咲く頃はホタルブクロの花は満開になっている筈なのだが、まだちょっと早かったかな・・・・・
もう少し進んでカーブを回り込むと・・・・


ホタルブクロは満開になった。これで山の上ではベニバナヤマシャクヤクが開いているだろうと確信した。もう少し進んでから山を尾根筋を登って行こう。
つづく。