サワヒヨドリ
もう何日も雨が降らず、日中の気温が35℃を超える日が続いていて、折角の週末も外に出るのも躊躇われる。
でも、そろそろ、外に出たい気持ちも募るのだけど。
きのこは100%期待できないし、湿地では咲いている花は分かっているけれど、日を遮るものが全くなくて過酷だし。
そんな気持ちを振り払って出掛ける気になったのは、ひょっとしたらミズトラノオが咲いているかもしれないと思いついたから。
例年、9月もかなり過ぎた頃に思いついて出掛けるけれど、盛りを過ぎている。もう咲いているのかも・・・・、
心配なのは湿地が干上がっているんじゃないかということだった。
湿地に着いたのは昼前。良く晴れていて、気温は35℃は軽く超えているだろう。歩き始めると直ぐに汗が噴き出す。
まずは例年、ミズトラノオが群生する場所へ行ってみるが・・・・
驚いたことに湿地には水が多くて、群生地には近づけない状態。湿地の周囲は水田もあるので、まだ水位を高くしているのかな・・・
仕方なく、池の反対側の例年は小さな群落しかない場所に行ってみた。
湿地にはサワヒヨドリやヒヨドリソウが咲いている。ミズトラノオはもう少し進んだあたりかな・・・・
ミズトラノオ
咲いていた。咲き始めかと思ったけれど、場所によっては盛りを過ぎていたり・・・・
今年は雨が少なくて干からびているかと思ったのに、水位は高くて植物はよく育っている。半面、花の観察は難しいくらい。
湿地の中に進んで行くと・・・・
サワシロギク
さらに池に近づいて行くと・・・・
いつの間にか、ミズトラノオは勢力範囲を広げていた。この辺りには全く咲いていなかったはずだ。
ミズトラノオの群落を離れて草原をかき分けて進むと・・・・
ミソハギ
そして、オミナエシ。
それにしても暑い。水を補給しながら歩いてはいるが、ちょっと危険を感じるほどの日差しだ。ヤバイと正直、思う。