今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今日は雨・・・・、そろそろかなと思って      2012.06.16.(1)

2012-06-16 23:33:30 | Weblog

ハナオチバタケ



 梅雨入りした先週の日曜日は良く晴れた気持ちの良い日だったけれど、それから1週間経って本格的な梅雨になったようだ。金曜の夕方から降り始めた雨は、朝になっても降ったり止んだり。


 例年なら、もうきのこも出だしているだろうが、今年は雨が降り出して間もないから、本格的な発生はもう少し後になるだろう。それでも、朝からずっと家にいると、やっぱり我慢ができない。午後の2時すぎから近くの公園の様子を見に行った。


 公園に着いたが、雨がパラパラと降っている。仕方なく、傘をさして歩き始めた。きのこは期待薄なので、まずはイチヤクソウでも探そうか・・・・。



 道の下をくぐり、坂を下って行くとウツボグサが咲いていた。あぁ、もうそんな季節なのか・・・・







 そして・・・・・、イチヤクソウはあっさり、咲いていた。



          







 蕾をこの公園で見たのは2週間前だから、もう咲き終わっているかと思っていたが残っていてくれた。でも、この天気では写真は・・・・・ひどい。。






 やっぱり、大半は咲き終わってしまっているようだ。


 イチヤクソウの場所を過ぎて、東屋に向かう。




まだ、咲いていないけれど、トンボソウ?



   
2週間前の主役達



 湿地と道の間に見つけた・・・・








ハナオチバタケ


 これを見て、今年もそろそろかな、という気になった。


 その少し先には・・・・




・・・・



   
Russula sp.

久し振りだな・・・・、傘径、10cmくらい。ケショウハツの老菌?ニオイコベニタケの大きいの?ヤブレではなさそう・・・。


 相変わらず、この仲間は苦手だ。




ヒメカバイロタケ



 つづきはまた。



 
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今年もホタルブクロが満開      2012.06.15.

2012-06-15 22:43:51 | Weblog




 庭では今年もホタルブクロが満開だ。4年前くらい?、近くの里山で咲いていたホタルブクロを移植してから、あっという間にこんなに殖えてしまった。







 そろそろ、歩くところもなくなりそう・・・・。ホタルブクロに追いやられたアジュガが前に前にと移動してきて、芝生はほとんど残っていない。そして、隙間を野紺菊が埋めている・・・・。



 入梅して、紫陽花が綺麗になってきた。








墨田の花火   咲き始め・・・・。








銅葉柏葉紫陽花



 おまけ。




好きな花 名前は忘れた。

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大山 2012 (4) 大山砂滑り 2012 、と・・・・ノビネチドリ        2012.06.10.(3)

2012-06-14 23:25:29 | Weblog




 これ以上、高度を上げるのは諦めた。天狗を越えて暫くは進めるだろうとは思ってはいるけれど、本当の目的は他にあるのだから・・・・。


 来た尾根筋の道を戻る。




ミヤマキンポウゲ









登るときには、ヤマツツジかな、と思ったけれど、レンゲツツジだな。



 車中泊のおかげ、まだ11時。時間がある。今日の目的は、思い入れのある花の棲家を探り出すことだった・・・・。その情報は友人からも部分的に送られてきていた・・・・。しばらく、軌跡を消そう。。



 その1時間30分後、尾根筋の道に戻った。三鈷峰への三叉路で、立ち止まる。







 



 さて、どうしようか。ユートピアの尾根筋を歩いていて、出会った人と話していると、ここに来るまでに滅多に出会えない花に出会ったという。下りは、小砂滑りから砂滑りを下り、一気に戻ろうかと考えていたのだが、その花を拝んでから帰らなければ・・・・・。それにしても、時間はまだ、たっぷりある。



 三鈷峰にも挨拶していこうか・・・・・、決めたら早い!歩き始める・・・。





ダイセンキスミレ




振り返る・・・ユートピア小屋



 15分後に三鈷峰着。






 三鈷峰山頂には、おばさん主体のグループがいて、賑やかだった。集合写真の撮影依頼でカメラ3台くらい、引き受けたかな・・・・。賑やかなおばさん達はなかなか、下ってゆかないので先に降りはじめることにした。



 ちょっと、ヤバイ下りを進みながら・・・・




これ、何かな・・・・





ダイセンミツバツツジの葉だろうか・・・・




ヤグルマソウ



 また、三叉路に戻り、中宝珠越を目指して下る。今度は、何があっても見逃さない・・・・




ヤマシャクヤクの残り花



 そして、どうしても見逃せない花。








ノビネチドリ



 やっと巡り会えたな・・・・・







 今回はこれで充分、思い残すことはない。 中宝珠越から一気に砂滑りで下ることにした。砂滑りは、去年の雨台風のせいで、「砂」がほとんど流されてしまい、谷には雪が沢山残っていたとか。そして、頻繁に崖崩れを繰り返していたので、元谷への進入は制限されていたらしい。



 その後、「順調に崩落は続き・・・・」、ある程度、谷に砂が溜まった段階で下りが解禁になったようだ。


 
 で・・・・





砂滑りの起点に立つ。


 砂滑りの状況はと言うと、ちょっと見ただけでは分からなかったが、歩き始めて気がついた。





砂と思っていたのは、雪だったのだ。薄く積もった砂の下には分厚い残雪。。


 気をつけて下って行く。






 前方には一目で、超初心者の一団がいた。落石の危険のある砂滑りの下部で休憩をしている。いつ落石があるかもしれないのに、いい気なもんだ。


 谷には残雪が一杯で、足元が滑りやすい。止む無く先行のグループを越えて進む。







 やっぱり、砂滑りを下ると戻りは早い。元谷の歩きにくい河原を下って行く。振り返ると・・・・





少し、雲が増えてきたのだろうか・・・・









そうでもないか・・・・



 去年までの登山道に位置していた、記念碑の周辺は砂がすっかり流されていて、近づくこともできない様子。





あの石碑の近くで咲いていたミヤマオダマキは、流されてしまったのだろう。



 元谷からブナ林の中に潜り込み、戻る。この道は行きには通っていない道。何かないかな・・・と思って歩いていると・・・




コケイラン



   
ヌメリツバタケモドキ



 薄暗いブナ林を抜けて、ようやく大神山神社に戻った。






 
 下る道での視線は朝とは違うな・・・・









ありふれたものに目が行く。



 大神山神社からの下り道。







   
ムシカリ?



 やがて、いつも下山時に立ち寄る茶店が見えた。





店の前で、人が立っていて「休んでいきませんか?」と声を掛けてくれる。


 本音は、「久し振り!」とか言ってくれたら嬉しいのだけれど・・・・、黙っていつものように。





ほっとするひと時だな。



 そして、南光河原に着き、大山寺橋から改めて大山を見上げた。






 本当に今日は良く晴れた。気持ちの良い一日だったが・・・・、陽の光が妙に肌に滲みる。これは、陽に焼けすぎたな・・・・、後で気がついても遅い・・・・よな。



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大山 2012 (3) ユートピア尾根        2012.06.10.(2)

2012-06-13 22:53:49 | Weblog




 ガスが晴れ、木々の間から大山の北壁が姿を現した。ここから少し傾斜の急なところを越せば中宝珠越のはず。








マイズルソウとイワカガミの咲く道


 そして中宝珠越に着いた。







 僅かだが平らな広場のようになっていて、右に下ると大山名物砂滑りの起点。まっすぐ進むとユートピア、三鈷峰。ここで、長めの休憩をとった。





晴れた・・・・


 目指すユートピア小屋は・・・・





消えかけたガスの切れ目からうっすらと見えていた。


 ここから尾根までは傾斜が緩く、いろいろな花の咲く好きな道。



   
左:まるでエゾノヨツバムグラのようだが、大山にはない?
右:クルマムグラ?



気のせいでなければ、クルマバソウとクルマムグラが両方あるような・・・・



   

変わった葉のスミレ、調べてみると・・・・






アカフタチツボスミレ

タチツボスミレの品種だ。


 見上げると、ガスはすっかり消えてユートピア小屋がはっきりと見えていた。






 頭上に木々が被さった道を登って行く。足元に・・・・



   








ユキザサ

すっかり晴れたといっても、花にはたっぷりと水滴がついて光っていた。


 その10分後、尾根筋の道に突き当たる。三鈷峰とユートピア小屋を結んでいる尾根筋の道。ユートピア小屋の先は弥山山頂まで続いている。その三叉路を右に曲がり、ユートピア小屋に向けて歩いていった。











 ユートピア小屋に着いて、中を覗いてみる。入り口のドアは二重になっていて、引き戸を二つ開けて中に入ると・・・・




小奇麗な小屋の中・・・・、ここで一泊も良いかもね。


 まだ10時半だ。昼飯には早い。この先、行けるところまで行ってみよう・・・・






 尾根を弥山の方向に進む。尾根に咲いている花を並べていこう。




ヤマツツジ?




タチツボスミレとちょっと気になる葉




ダイセンクワガタ





ちょっと振り返って小屋を見る





ダイセンハタザオ?












ダイセンクワガタ



 道はまだ続く・・・・







 

近いようで、決して行けない場所。自分との間には谷がある・・・・


 尾根の左側の斜面に雪が消えて間もない場所があり・・・・





サンカヨウが満開になっていた。




ミヤマアカバナ




タチツボスミレ




イワカガミとツガザクラ




こぼれ落ちるツガザクラ




イワカガミと・・・・、尾根にダイモンジソウ?



 尾根の細い道は続いているが段々と道は心細くなってきた。道の右側斜面の花畑を見ていると、あまり危険を感じないのだが・・・・











 でも・・・・






 だんだん、緑が少なくなり・・・・






 尾根の片側は崩れ落ちて、踏み跡が消えていた。まだしばらくは緑を踏みながらでも進めそうだが・・・・、やがて進めなくなるのは見えている。ここまで、と決めて写真を撮り、引き返した。





戻る途中の岩場で・・・・


 イワカガミの花の脇にコメバツガザクラの葉が見えていた。花は・・・・、もう終わっているようだった。

つづく。

   







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大山 2012 (2) 南光河原からユートピアへ        2012.06.10.(1)

2012-06-12 23:34:52 | Weblog
 
朝の南光河原



 翌朝、5時頃には目が覚めていた。それでも、昨夜は10時頃には寝ていただろうから、良く寝たな、という気持ち。車中泊の良いところは、朝ゆっくりできるところだ。すぐに起きてもすることないし・・・・、寝袋の中でゴロゴロしていた。


 それでも、周囲から車の音とか人の話し声が聞こえてきて、気になったので6時には起き上がった。車の外に出てみると、もう10台以上の車が停まっていて、山登りの支度をしている人たちもいた。


 そろそろかな・・・・、着替えてから顔を洗い、歯を磨き・・・・、湯を沸かしてから朝食を摂る。残りの湯はポットに入れて山に持って行く積り。それから、山登りの支度をして駐車場を出たのは7時だった。自宅から早朝に出てきても朝7時の登山開始とは行かない。やっぱり、車中泊は便利だな。


 大山寺橋を渡りユートピアコースを目指した。ちょっと、振り返り・・・・




南光河原駐車場は、もう満車に近くて、相変わらず大山の登山客は多いようだ。


 しかし、大神山神社への参道に人影はなく・・・・、相変わらずの不人気だよな・・・・。





オレの山登りは大山(弥山)登山からと言っても良いのだが、弥山にはそれっきり登っていない。弥山は人が多いし、登るだけでつまらない・・・。


 参道も結構、傾斜があって朝イチから歩いて行くと息がきれる。最初はのんびりと・・・、そう自分に言い聞かせながら道の両脇の花などを眺めながら登って行く。




ミヤマカタバミの花のあと



 やがて、大神山神社の石段に到着。





さて、そろそろ、行きますか!


 石段を登り、神社でパンパンとやってから右の森の中に入っていった。この辺りで標高900mくらい。鬱そうとしたブナ林の下には・・・・




クルマムグラ



 歩きやすい道が伸びているのだが、最初の看板の所で左に折れて下宝珠越方面へ。ちょっと、看板、見間違えたかな・・・と思うようなガラガラの道だ。去年もこんなに道は荒れていただろうか・・・・





まるで、水の流れていない谷を遡るようにして登っていった。


 暫く登って行くと舗装された道に出て、そこにユートピア小屋への登山口がある。誰もいない・・・、前にも後ろにも。


 息を整えてから登り始めた。これから暫くは急登が続くはず。。



ニワトコ


 この最初の登りを歩く度に、山登りってしんどいな・・・と思う。何でまた来ちゃったんだろう・・・・。少し登っては休み、休んでは登る。昨夜、ちょっと飲みすぎたか・・・・、汗が噴き出す。30分ほど登り、下宝珠越に到着した。





この辺りから道の傾斜は緩くなり、森も明るくなってきた。


   
ミヤマガマズミとウスバカゲロウ




タニウツギ



 実は最初の登り始めから、登山道の両脇の木々を観察しながら登ってきた。今回の大山登山の二つ目のお題はウリノキだったから。最初にこの道を歩いたとき、しんどくて休んでばかりいて、その度に周りの木を見ていたら変った花を付けた木があった。それがウリノキだったのだが・・・・、少し足が強くなったのか、季節が少しずれていたのか、ウリノキの花に出会うことはできなかった。後で調べてみると、2年前の7月13日に見ていたのだった。要するに、1ヶ月早すぎたというわけ。そのころ、山はヤマアジサイが満開になっているだろう。山上の花の盛りには少し早い微妙な時期だ。まだ、来れるだろうか・・・・。











スノキ? カンサイスノキ?


 
 明るくなった尾根筋の道は、また暗くなりガスが流れて来たり・・・・





 道の両脇からせり出した木々の葉を掻き分けて進むと服はびしょ濡れになってしまう。湿度も高くて汗が止まらない。足元にはいろいろな花が咲くようになり・・・・



ダイセンクワガタ




アカモノ


 お、これは自宅庭のシモバシラの葉に似ているな・・・・







 道の左下に残雪が残った沢筋が見えた。その斜面にはサンカヨウの葉が見えている。






 車中泊のお蔭で時間は余裕がある。登山道を外れ、残雪の残る小さな谷を下った。









サンカヨウは花を付けてはいるのだが、雨上がりで美しくないな・・・・



   


 大した収穫もなく、登山道に戻った。しばらく歩いて行くとガスが晴れ始めて・・・・




進行方向右側に、元谷越しに大山の北壁が顔を覗かせた・・・・・


 これは、天気がよくなるのかもしれない・・・・。明るくなった尾根筋を歩いて行く。



ヤマボウシ






 足元には・・・




マイズルソウ



 そして、ガスは消え大山の北壁がくっきりと姿を現した。





 
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大山 2012      2012.06.09.

2012-06-11 23:00:59 | Weblog




 先週末は大山の夏山開き、去年は友人とテントを車に積んで行って、松明行列を眺めながらビールを飲んだ。高速道は米子道に入り損ねて広島辺りまで走ってしまったり、キャンプ場でもハプニングがあったりで、さんざんだったが楽しかった。去年、大山に一緒に行った友人は数日前に去年と同じユートピアに登っていて、花の情報などを入れてくれた。今年も行きたいと思ってはいたが、賑やかな祭りに一人で行ってもなぁ・・・・。


 金曜日は朝から雨がしっかりと降っていて、そろそろ梅雨になるのかと思っていると、中国・近畿地方が入梅したとの連絡が携帯に届き、意気消沈。。仕事で疲れた週末だけにテンション上がらず、何の用意もせずにサッカーの最終予選を酒を飲みながら見て寝てしまった・・・。サッカーは試合開始から30分を経過して日本に3点目が入り、ヨルダンはイエローカード2枚で退場者を出す始末で、早々に試合の大勢は決してしまった。



 翌朝、7時頃に起きて庭に出た。庭は夜のうちの雨で濡れていたが・・・・



 
ヤマアジサイの園芸種




姫ホタルブクロ


 梅雨時らしい、雨の似合いそうな花が咲き始めていた。









 家に入り、大山町の天気予報を見てみると土曜は曇り/雨だが、日曜は曇り。午後には晴れ間も出そうな様子だ。これなら、午後から家を出て大山の周辺で車中泊し、朝から登ってこれそうだと思った。それから、のんびりと支度を始めた。まず、カメラ、GPSや懐中電灯のバッテリーの充電、記録メディアの用意、登山のいろいろな用意などなど。


 車で出るときは必要そうなものは放り込んで出れば良いから気楽だ。独り分の寝るスペースが残れば良いし、寝袋はいつも車に乗っている。用意を終えて家を出たのは午後の1時前だった。何か、大事なものを忘れているような気がするのは毎度のことではあった。


 家を出てガソリンスタンドに向かう途中に携帯にメールが届く。ササユリを見に行った友人からの報告だった。これから大山に向かうと返すと、宿題を2つ出された・・・・。その内容は追々。。


 コンビニに寄ったりして高速に入ったのは午後の2時。空は曇天だったが、時々雨がパラつくようなはっきりしない天気だった。順調に落合JCを過ぎ米子道に入った。去年とは大違いで、2時間と少しで大山の下の大駐車場に到着した。山は・・・・、見えない。


 実は溝口ICから大山町までの間にコンビニでもあるだろうと思いながら走ってきたが、何もなかった。これでは、今夜と明日の食料がない。調べると溝口ICまで戻ってさらに先まで行かないとないらしい。でもそれをしていると今日は何もできなくなる。まずは宿題の一つを何とかすることにした。


 一つ目のお題は「トケンランを探せ」だった。場所は去年来たときに大体の目星はつけていた。午後四時半、霧雨の降る中、傘をさしてカメラだけ持って・・・・、「あ・・・、コンデジのバッテリー、充電したまま家に忘れた・・・」。実はカメラは3台持ってきていた。デジイチはこの暗さでは手持ちでは駄目そうだし、コンデジもマクロに弱い方しか使えないとは・・・・。気を取り直して、ブナ林の下を歩いて探すと・・・・




ギンリョウソウ


 そして、そこら中に・・・・



多分、ミヤマナルコユリ


 去年も探して歩いたなぁ・・・と思いながら歩いていると、なんとあっさり咲いていた。実はトケンランを見たのはこれが初めて。何故、分かったかと言うとコケイランに似ていて、少し花が大きいという図鑑の表現のとおりだったから・・・







トケンラン




コケイラン  こっちの方は花は終わりかけだ・・・ 



 あっさり有って驚いてしまった。この花は鳥取県のレッドデータブックに載っているような希少種なのだが・・・・。そのまま、歩いていると・・・・








トケンラン


 トケンランは沢山咲いていた。木の根元にはかなりの確率で咲いている。










 雨と暗さと、腕の悪さ・・・・。でも、貴重な花だから写さなければね。。でも、諦めて車まで暫く歩いてもどった。時折、厚いガスが流れてきたり、雨が降ってきたりするが宿題を一つクリアした満足感。










 コンビニまでは15分ほどだった。ビールと日本酒と晩飯に明日のカップラーメンとおにぎりを買い込み、また大山に戻る。その途中・・・・





6時になるというのに、雲が少し切れて大山に光が当たった。


 明日、晴れるのかもしれない。




田植えの終わった田圃に大山が映った。


 今夜の宿は南光河原駐車場に決めた。ここならトイレもあるし、車は無人の1台とオレの車だけ。晩飯の用意をしなければ・・・・・。正月に買ったバーナーにクッカー。ちゃんと火が点くかな・・・・




OK


 でも、主食はコンビニのパスタ・・・・





 河原の対岸にはモンベルの店が見えている。





 天気はまた、ガスが立ち込めてきて・・・・


 


 夜は音楽を聴きながら飲む。初めて使うことになったコンデジの取り説などを読んだり・・・・





 夜は更けてゆく。





 モンベルの照明が消える頃、車の後部に移り寝た。外は何時の間にか雨がひどく降っていたが、明日はどうなることか・・・。


つづく。

 
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春咲き秋明菊      2012.06.07.

2012-06-08 23:00:51 | Weblog




 春咲き秋明菊が花盛り。開いたばかりの頃は、背丈の割りに小さな花で、いつまでも蕾のようだったけれど、ようやくちゃんと開いてくれた。開いてみると、さっぱりしていて、なかなか良い感じ。開くまではなんという名前の花か自信が持てなかったが、今ならアネモネ・バージニアナだとすぐ分かる。



 殖えてそこら中で咲くようにと、庭の色々な所に地植えしてみたけれど、どんどん広がって行くという感じでもない。それよりも、暑い夏を越せるかな・・・・















 去年から咲いているもう1種の昼咲き秋明菊、アネモネ・シルベストリスの方は、花は随分前に終わって・・・・









綿毛になっている。


 アネモネの仲間にはいろいろあるようで、グランドカバーにもう少し集めて、庭に殖やしたいと思っているのだが、正直なところ、もう植える場所がない。芝生がどんどん狭くなって行く・・・・。


 
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蛍の季節だな・・・      2012.06.05.

2012-06-07 23:29:04 | Weblog
 何で蛍の季節だと思うのかというと・・・・、ホタルブクロの花が咲いたから??





ホタルブクロ


 本当は毎年、源氏蛍は5月の後半には飛び始めているから、ホタルブクロの花が開く方が遅いのです。今年は源氏蛍は例年より多いように思います。写真に撮ろうと思ったけれど、失敗でした。何故?


 満月の夜だったからということにしておきます。




蛍の飛ぶ小川に映る満月・・・・

どうも、あまり遅く見に行くと蛍も飛び疲れて、叢の中で休んでいるようなのです。光ってはいるのですが・・・



 庭の花でした。






 朝なので、モンシロチョウはまだホタルブクロに停まって休んでいます。




ケントベル

こちらも咲き始め。この青はウチの庭には似合わないと思っているのですが・・・・


 百合も咲き始めています。



ボロボロのロリポップ

沢山植えていたけれど、どんどんと減って残るは僅か・・・・





これは、何だっけ・・・・



 これは・・・・




明日の予告


 おっと、来客。。





 そろそろ、仕事に行かなければ・・・・






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公園のつづき      2012.06.02.(2)

2012-06-06 23:11:57 | Weblog




 この日、ひょっとしたら会えるかもと思っていたのがこれ。確か、この辺りに沢山咲いていたはず、と思って探してみたが、まだ蕾だった。そして数も少ない。残念。これも来週ってところだろう。


 公園の真ん中を横切る道を渡り、管理棟のある方に行った。少し歩くと右側の斜面にポツポツとササユリが咲いていた。





でも、どの株も小さくて、以前は一株に5つ、6つ花を咲かせていた株もあったのに・・・・


 ササユリの咲く場所を過ぎると、風景は里山と田園になる。散歩の積りで歩いて行く。








コヒロハハナヤスリ


 さらに奥に進むと小さな池があり、濃い緑色の葉をしたコウホネが沢山生えていた。








コウホネ



 そして、田圃の脇の草ッパラ・・・・



シロツメクサ







ニワゼキショウ






 草の間を覗き込むとタツナミソウが沢山咲いていた。








タツナミソウ


 で、これだけど、溝の脇に垂れ下がるように生えていた。ヤエムグラを小さくしたような草で、花は3mmくらい。花弁は3枚のと4枚のがあるかんじ。







何?調べました。ホソバノヨツバムグラですね。


 どんどん歩いて行くと、公園の裏口から外に出てしまった。田圃の畦を歩いていると・・・・





何か、いいことあるかな・・・・2つはあるね。採らずに撮ろう・・・・。







キュウリグサ


 ぶらぶら歩いて写真を撮っていると、何処でも楽しめてしまうから不思議なもんだ。


 さて、車を停めてあるところに戻らなければ・・・・。戻る途中、ハンノキの林の中に咲いていた・・・・



モチツツジ


 昼飯を喰いに来て、1万歩を越えるとは・・・・、結構疲れた。

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昼飯を喰いに公園へ      2012.06.02.(1)

2012-06-05 20:02:57 | Weblog




 また、週末。大山の夏山開き、今年も行きたかったけれど・・・・自宅でボーっとしていた。それでもやっぱり腹は減るから・・・・、昼前に着替えて公園に昼飯を喰いに行く。ひょっとしたら、きのこだって出始めているかもしれないし・・・


 公園に飯を喰いにといっても、何か採って食べるわけじゃないよ。途中、コンビニに寄っていろいろ、買いこんで一走り。駐車場に停めて、お気に入りの東屋に向かって坂を下って行く。


 あれ、もうシライトソウが盛りだ。それならばと周りを探すと・・・・






シソバタツナミソウ



 この公園にはシソバタツナミソウが多いのだけれど、この辺りにはあまり咲いていなかったはず・・・・


 坂を下りきったところの湿地の脇には・・・



タツナミソウ

これは詳細不明。タツナミソウも・・・、難しい。


 お腹が空いているので、先を急ぐ。



・・・・、また忘れた・・・


 あ、もう咲いてた・・・



ササユリ







 東屋について、荷物を下ろして・・・・



イタリアンカレー  

新しいバージョン? 食べてみたけれど・・・、好みじゃなかった。


 東屋の周囲にもシソバタツナミソウが咲いていて・・・・









 昼飯とデザートのシュークリームを食べて、のんびりしていると、公園の管理の人が調査に周って来た。ササユリの開花状況を調べているらしい。来週末くらいがピークになるだろうということだった。ついでにササユリの実生について教えてもらった。



   
2年もの




3年もの(順調なら・・・)












 若いササユリは結構沢山生えてきているようだが、笹に混じって見分けが難しい。踏まれて枯れる苗も多いらしい。


 そろそろ、また歩き始めた。草原の中の道をゆっくり歩いて行くと・・・・





アマガエルだ。おい、お前、ちょっと目つき悪いぞ・・・



 ササユリがいくつか、咲いていた。








ササユリの匂いが凄い・・・・










 笹原が広がっていて・・・・ササの中のササユリ・・・・




この視野の中にどれだけのササユリがあるのだろう・・・・、蕾もいくつか見えている。



 道は緩やかに登っていて、もうすぐまたシソバタツナミソウの群生があるはず・・・・





毎年、この時期に歩いているので・・・・、やっぱり、いつも通りだな・・・。


 そして、道を外れて林の中に入ると・・・・











ガンピ


 そして、切倒された赤松の倒木に・・・・



マツオウジ



 最近、雨が少ないから、出始めたのはかなり前なのだろう。これから、雨が降れば沢山出てくるはず。今年はこの時期、雨が少なくてきのこはさっぱり出てこないな・・・。困ったもんだ。
 


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扇ノ山からの下り道      2012.05.26.(2)

2012-06-03 19:11:29 | Weblog




 もう、1週間も前のことになってしまい、記憶も曖昧になってきたけれど、記録は残しておこう。扇ノ山の山頂は最初は自分も入れて4人だけだったが、次から次に山頂に到着する人が続いて賑やかになった。高校の登山部?も登ってきてベンチは一杯。


 
 自分はというとラーメンを作り、ビールを飲んでゆっくりと休んでいた。下りは一時間とかからないし、次にもう一つ登れるような時間でもない。その内、賑やかだった人たちが下って行き、元の4人だけに戻った。3人はかなりのベテランのようで、一日に大山夏山登山道5往復の記録を持っているとかいう人もいた。ゆっくり2時間半で1往復なのだそうだ。凄いとは思うけれど、何で5往復しようと思ったのかが分からないなぁ。



 下り一時間では、アルコールも抜けないので山頂の周囲を歩いて、花を探す。








ツルタチツボスミレ

初めて見るスミレだが、「日本のすみれ」を調べると、これかな・・・という程度。


 登る途中は蕾ばかりだったが、山頂では散り始め。





 狭い山頂では見て周る所もなく、挨拶をしてから下り始めた。







ニシキゴロモ





イワカガミ




エンレイソウ



 下る途中で登るときにすれ違った消防の10人ほどのチームとまたすれ違った。挨拶をするが、もうバテバテの様子。この急な山道の捜索は大変だろう。




(サンイン)スミレサイシン

スミレサイシンにしては葉が長めで先が細く尖っているように思う。


 40分ほどで登山口に戻ってきた。駐車場まで歩いてからまた、周りをうろつく。







ホクリクネコノメソウ?




ダイモンジソウ

葉に光沢があるからジンジソウではなさそう。車道の山側の壁面に幾つも若い葉が出ていた。


 その後、車に乗って走り高度を下げて道の周囲の花を見て周った。







イチリンソウ







ニリンソウ


 沢沿いには、また、・・・



サンインシロカネソウ







ヤマルリソウ



ヤマエンゴサク








ニリンソウ



 そして、



ワサビ




1+2




ムシカリ



 結局、山を降りてから2時間程歩き廻って遊び、帰路に着いた。


 鳥取道の入り口の道の駅で、久し振りの・・・



梨味のソフトクリーム


 ここから自宅まで2時間くらいかな。


 帰宅後、調べてみると、前日に自衛隊に出動要請があり、40人体制での行方不明者の捜索が27日から2日間続けられたらしい。それから、1週間が経った。・・・無事を祈ります。



 
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初めて扇ノ山の山頂に立つ      2012.05.26.(1)

2012-06-01 08:08:01 | Weblog

登山道へ続く三叉路に咲いていたニリンソウ




 前週末の湖北の山登りが思いの外、応えていて、おまけに仕事にも疲れていたので、土曜日は寝て暮らしたい気分だったが、どうも週末に自宅でゴロゴロしていると、逆にストレスがたまる感じだ。


 いつもの通り、仕事疲れは遊びながら、肉体疲労と交換することにした。土曜の朝、8時に自宅を出る。友人から聞いていた扇ノ山のエビネの様子を見に行く積りだ。自宅近くのICから高速に乗り、佐用JTから鳥取道へ。北上して智頭ICから、一度、一般道に降り、また鳥取道を走り河合ICで降りた。その先の道は良く分からなかったが、ナビ上で登山口の場所の地名を探し出して、走った。やがて、登山道への道を報せる看板があり、それに従って進んだ。


 今頃?のニリンソウの咲く三叉路を右に進み、ひたすら上って行くとやがて林道の脇が広い駐車場になっている場所に出た。







 扇ノ山にはなめこを何度も採りに来ている。去年来た折に車で散策し、この場所の手前まで来ていた。それでも扇ノ山を登って山頂に立ったことは今まで無かった。



 駐車場に車を停めて、支度をして歩き始めたが、花を探して歩いていこうと思ってはいたが、山頂まで登るということは特に意識はしていなかった。登山口は標高1000m程度で、山頂までは標高差が300mだし、登って魅力的な山とも思えなかったから。



 200mほど進むと登山口があった。山頂への道にはサンインシロカネソウが咲いていると友人から聞いていたので、兎に角登って行く。






 沢沿いの道がしばらく続いた。雪解けしたばかりの様子で、ビショビショの谷。所々、残雪があり今年は雪が多かったことが良く分かる道筋だった。







 サンインシロカネソウはというと・・・・・、すぐに見つかった。











 今年は岡山森林公園で沢山のサンインシロカネソウに出会っているが、それはもう一ヶ月も前のことだ。












ヤマエンゴサク? キンキエンゴサク?







 サンカヨウの葉も沢山見たが、花はというとまだ、蕾だ。











 道は谷から離れ、本格的に登りだした。





サンインシロカネソウとはしばらくお別れだ・・・・


 道の脇に咲いている花も変ってきた。



   
オオイワカガミとチゴユリ



 チゴユリは切り株の上にでも咲いている。















 この辺りで扇ノ山を甘く見ていたことに気がついた。たかが、300mと思っていたのだが、異様に疲れた。汗が吹き出す。


 これは何だろう・・・・、体調が悪いのだろうか、不安になるほど歩けない自分。。。




分岐点にあった大岩

どこかの登山口から登ると此処に出るのか・・・・


 上を見ると、山頂だろうか・・・・、まだ結構登らなければ・・・・







 また、登り始めた。




ツクバネソウ




木々の間が開けて空が明るくなり・・・・



 気になっていたのだが、ヘリコプターの音が聞こえていて、どんどんと音が近づいてくる。さすがに焦る。さらに近づいて・・・・







 止まって、木々の間からこちらを見ている・・・・。こんな経験が前にもあったなとは思うのだが、思い出せない。山でヘリコプターに出会うときは大抵、悪いことが起こったときだ。そういえば、ちょっと前に山頂から団体さんが急斜面を降りてきて、「この先もこんな感じですか?」と聞いてきた。服にはどこかの鳥取の消防署と書いてあったが、山登りに慣れた面々とは思えなかった。


 やがてヘリコプターは尾根筋をゆっくりと離れていった。





 胸騒ぎを感じながらも急斜面を上って行くと、噂に聞いていた豪華すぎる避難小屋が見えてきた。







 もう少し・・・・だな。






 頂上の目印は真ん中から折れていた。雪がへし折ったのか、雪に埋まった看板を誰かが踏んで折れてしまったのか・・・・


 山頂には四人が既に居て、休んだり、昼飯の用意などをしていた。こちらもビールを飲みながら、例の通りカップラーメンを作った。そして、この避難小屋を通ってから行方が分からなくなっている登山者がいることを知った。穏やかな日だというのに・・・・。


つづく。



コメント (2)
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