今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

黄色い行列、キタマゴタケ + いろいろ    2024.06.30(2)

2024-07-04 20:40:28 | きのこ など

キタマゴタケ

 小振りのヤマドリタケモドキを収穫して、獲物は取り敢えず車の中に入れておいた。そもそもの目的は午後の散歩、ウォーキングなので・・・。カメラと小さなバッグだけ持って道の両脇を見ながら歩いて行く。遠くに黄色い行列を発見。

 

 

       

 

       

鮮やかな黄色。新鮮、出たばかりで如何にも美味しそうなんだけど、我が家ではキタマゴタケは採取禁止。良い出汁が出るとは言うけれど、独特の匂いが苦手なので。

 

キイロイグチ幼菌

 

道の脇のムジナタケ  ムジナタケまで新鮮で綺麗

 進んで行くと、また車道脇の斜面にキタマゴタケの行列が・・・・

 

       

ちょっと、老菌の行列だ。でも、その上を見ると・・・・

 

 

       

 

 辺りにはキタマゴタケがポコポコと出ている。

 

 

これは、チチアワタケ。雨に打たれている。  そういえば、よく似たヌメリイグチは出ていないなぁ・・・

 

     

amanita sp. の老菌 高さが20cmくらいある・・・。ツバは無かったのか、落ちてしまったのか。ツボは大き目。予想はつくのだが・・・・

 道の反対側の土手にもアマニタ(テングタケ科テングタケ属)が見えていた。

 

 

       

不明瞭なツバが見えている。ツボは大きく細長い。

       

ヒダを良く見るとピンク色を帯びていて、タマゴテングタケモドキ(アカハテングタケ)と分かる。この前の老菌もタマゴテングタケモドキだろうと思う。

 さて、黄色いきのこの戯れている間もヤマドリタケモドキやカワリハツを採っていて、荷物も重く、足取りも重くなってきたので車に戻ることにした。

 

 

ムジナタケだらけ

 

ニオイコベニタケ

 

 16:30 車に戻りついた。帰宅後は収穫したきのこの下調理で大変なことになる・・・・、憂鬱。。。

 

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久し振りの夏きのこの大発生の始まり、ヤマドリタケモドキ    2024.06.30(1)

2024-07-04 08:00:27 | きのこ など

キタマゴタケ

 交差点を越えて緩やかに登る道の脇に黄色いきのこの姿を見つけて、路側に車を停めた。ここ数年は夏きのこは雨が少なくてほとんど空振りだったが、例年ではここからいろいろなきのこが出始める場所なのだ。キタマゴタケに行きつく前に見えていなかったイグチ達を確認した。

 

ヤマドリタケモドキ

 

キアシヤマドリ

 浅い草原の間には黒っぽい小さなきのこが見え隠れしている。

 

オオヒメノカサ類縁種

 

 あまり出ていないな、と思った時に同行の相方から声がかかった。行って見ると・・・・

 

 

 

       

ヤマドリタケモドキ    小振りのヤマドリタケモドキが沢山、まとまって出ていた。あまりに小さなものは残しておいてもこのくらい。丁度、パスタに入れるのに良いかな。

 そこから少し下った辺りにも・・・・

 

 

       

 

大き目でしっかりしたヤマドリタケモドキ達。

 

 

Amanita  sp.          何だろう?テングタケの仲間であることは間違いないが、この辺に多いヘビキノコモドキではないようだ。ティラミステングタケが雨に打たれて綿毛を落とされた?不明。

 

ヘビキノコモドキ

 

カレバキツネタケ幼菌

 

 もう、ヤマドリタケモドキだけで袋3つになった。大収穫! さらに、進む。

 

 

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長雨の後、そろそろきのこは出始めるんじゃない?!      2024.06.30(序)

2024-07-03 19:58:10 | きのこ など

 長く雨が降り続いた翌日、午前中に雨があがり散策ができそうな様子。傘は用意していかなければならないけれど、前回、キタマゴタケの顔を見ているし、ヤマドリタケモドキも一つだけだけれど、見ている。これなら、多分、きのこは一斉に出始めているだろうと思った。

 家を出て車に乗ろうとすると、今年は伸びるに任せていたノウゼンカズラが咲いていた。伸ばしていたのは水色の花が咲く筈だったからなんだけど、何と黄色だった。

       

水色のノウゼンカズラを植えてあったはずなのに、2mほど離れた所に植えてあった黄色と置き換わっていたのか・・・・、道理で急に大きくなったと思った。気を取り直して出発。

 自宅を出発してから10分ほどの細い道をゆっくりと進む。きのこが見えた所で停めて、降りて散策を繰り返す。

 

       

 

       

       オオバノトンボソウ   ちょっと検索して、距が長くて柄に稜があるのはオオバノトンボソウ!

 

 

       

       雁茸(ガンタケ) アマニタの仲間で以前は可食とされていたきのこ。随分、食べたけど毒菌とされてからは控えている。久しぶりに出会う。

 

ヘビキノコモドキ  これもアマニタの仲間

 

 

       

       ヘビキノコモドキ

 

 少し車に乗って前進して、また停車。

 

 

       

       チチアワタケ   長雨で随分大きく育っている。一応、食菌だけどスルー。

 

 

ヤマドリタケモドキ  やっぱり、出始めていた。下のきのこは一応、収穫して次に進む。

 

 交差点を越えてからは別世界が広がっていた・・・・。

 

つづく。

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久し振りに友人に会って、きのこの様子見をする      2024.06.27

2024-07-02 20:20:05 | きのこ など

 

 午後、友人が自宅に来た。福山の親の家を片付けている時に出て来た寿司桶と専用のしゃもじを貰ってもらおうとお願いをしていて、受け取りに来てくれたのだ。しばらく世間話などをしていたのだが、「妻が久し振りなんだから何処か行って来たら?」というので出かけることにした。

 最近、昼に家でゴロゴロしていることが多いので追い出したかったのだろう。急だったのでカメラも持たずスマホだけ持って出掛けた。まずはキタマゴタケの場所を教える。

 

       

この場所は何日か前に出ていることを確認していた場所だ。他にはカワリハツが出始めているくらいだったので、次の場所に移った。

 次の場所は秘密の場所。以前、駐車する場所が悪くて警察に通報されたところ。アケボノタケとトガリワカクサタケが出る特別な場所だ。

 

       

       マツオウオジ   朽ち果てたと思っていた赤松の枯れ木から出ていた。

 

       

       トガリワカクサタケ   5年ぶりくらいの出会い。

 次に向かったのは淡河の青少年公園。以前は毎週のようにきのこ観察に通っていた場所だ。松枯れが酷くなり、その後、ナラ枯れも始まって最近はほとんど来たことがなかった。公園に向かう途中で北海ラーメンに寄り味噌ラーメンを食べた。これも懐かしい店の懐かしいメニューだ。

 

       

       キバナノマツバニンジン

広場一面に咲いていた花。以前はこの広場にはムシトリナデシコが沢山咲いていたのに。帰化植物にも流行りがあるのだろうか。この公園にはヤマドリタケモドキやテングタケ科のきのこが沢山出たのだが、驚くほど何も出ていなかった。写真を撮ったのは・・・・

 

       

       サマツモドキ   これだけ!

 最後に自宅に戻る途中で三木の公園に寄り散策。

 

       

 

       

       アケノボタケ   まだ、出ていた。

 

       

       キイロアセタケ

 

       

 

       

 

       

イボカサタケの仲間なのだが、片方をアカイボカサタケとするともう一方は何?以前にダイダイイボカサタケというのが報告されていたのだが、良く分からない。色の濃いアカイボカサタケと色の薄いアカイボカサタケなのか、最近はこの辺はどうなっているんだろう。。。

 

おわり。

 

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合歓の木 今年は特に綺麗に咲いていると思わない?      2024.06.25(2)

2024-07-02 08:47:52 | 山、花、山野草

 散策路から公園の芝生地に降りて来て、奥を見ると合歓の大木が、沢山の花を付けているのが見えた。今年は雨が多いせいか合歓の木は開花してから、随分と長く咲き続けているように思う。去年もこの公園の合歓の木を見に来たことを思い出した。

 公園内は人影も随分と減って来ているけれど、犬の散歩をしている人、ランニングをしている人、など、これからの時間が好きな人もいるのだろう。合歓の花を見に近づいて行く。

 

 

 

どう撮ったら良いかな、一部だけ撮ろうか、もっと遠近感を出した方が良いのか、いろいろ考えて撮るけれど・・・・

 

 

 

どれも似たり寄ったり、要するに今年の合歓の花は綺麗に長く咲いているってことかな。

 

 

 そろそろ、駐車場に戻ることにした。戻る道・・・・

 

 

 

オオシロカラカサタケ   最近、この時期に多いよね。夕方は特にこの白が目立つ。

 

 

 振り返り、池を眺めてから・・・・

 

       

 

17:40  駐車場に戻って、帰宅した。

 

       

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再度、アケボノタケを見に行く      2024.06.25(1)

2024-07-01 11:33:44 | きのこ など

アケボノタケ

 午後3時過ぎ、隣町の森林公園に散歩に出掛けることにした。雨は降るでもなく空はどんより。今年、最初にアケボノタケを見てから3週間ほど経っていて、もう時期は終わっているのかもしれないが、散歩するには起伏もあって良い場所なのだ。

 散策路の入り口にはハリガネオチバタケがまとまって出ていて幸先が良い。

 

ハリガネオチバタケ    ちょっと鮮度が悪いのが残念。積もった落ち葉は湿っているが、それほど雨が降っているようではないようだ。

 早々にアケボノタケを見つけることが出来たのだが・・・・

     

老菌で変色しかかっている。アケボノタケは老菌になると紫色から呆けた桃色に変色する。

 もう少し早く来れば良かったかな、と思ったが斜面の上の方をチェックすると・・・・

 

 

 

       

 

アケボノタケ   どれも小さくてあっち向いたり、こっち向いたりだが、今年は豊作?

 他の場所をチェックしようと丘を登って行く。

 

カバイロツルタケ

 

       

       トンボソウの仲間   詳しくは知らない・・・・

 丘の上に出て人気のない散策路を進むのだが、迷路のような散策路だ。いつも迷うが遭難するわけではなくてひたすら下ったり、登ったりしてようやく見覚えのある場所に出るといったことを繰り返している。だから、散策には良い・・・、とも言えるのかな。。。

 

       

       スジオチバタケ 老菌

 

 

       

       ハナオチバタケ

 松枯れが酷くていつもハナオチバタケを見ていた場所がどんどん出なくなっているので、沢山のハナオチバタケに出会えて正直なところ、嬉しかった。友達にも教えてあげよう。

 

 

        

でも、ちょっと鮮度が悪いのが残念。

 道に迷ってしまってはいるけれど立ち止まらずにひたすら進むのだが、アケボノタケのでる場所にはまだ辿り着いていない。薄暗くなってきている・・・・

     

ツルタケ・・・、と思ったけれど襞の縁に黒い筋が見えるような気がした。撮りなおしてみてもやはり筋がある。大きくないオオツルタケ?

 

コテングタケモドキ幼菌・・・・、だろう。

 ようやく見覚えのある下りの道に出て斜面の下を探してみるが、アケボノタケの姿は無かった。

 

       

       スジオチバタケとアカイボカサタケ   あまり見ないコラボレーション。

 

 

 

散策路の木の杭から出ていた

 

?ムササビタケ?

 ここから下って公園の建物の脇に出ることができた。まだ午後5時だ。まだひと歩きできそうだ。

 

つづく。

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