カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

健康に気をつかう

2005-05-03 | カラダ
のはなぜなのでしょうか?
確かにワタシは子供の頃からあまり元気な人間ではありませんでした。
それでも自分の若かりし頃、10代20代はそんなに健康に気を使って生きていたかどうか?疑問です。
多分気をつかっていなかったと思います。「健康」という言葉さえ頭になかったように思います。

ある程度の年齢になると「健康の話題が増えちゃって、トシとるってや~ねぇ」とつい、会話の中に出てきます。ホント、自分自身の衰えを認めなくてはならない気がして嫌なものです。
でも仕方ないですよね、誰でも平等に年はとります、金持ちもビンボーも関係ありません。
生まれてきた瞬間からいつか死ぬその日まで、みんな平等です。や~ねぇ、と言って逃れられるわけではないのです。

今思うに、健康に気を使うのは、自分が「何か違う感覚」という事を感じたときからではないのでしょうか?

ワタシも何度も感じてきました。でも若い頃は気力でそんな「なんとなく違和感のある、不安な」瞬間は見てみぬフリをして生きてきました。生きれたのです。

だけど人というのは、いつまでも気力だけで生きれるものではないようです。

私が通っていた鍼灸院の先生が言ってました。
「人はね、3回切腹してやっと、あぁ、気をつけなくちゃ。と思う生き物です。それほど懲りない、って事ですよ。1回目2回目はまだ自分は大丈夫、できる、と思い込むものです。」

3回も開腹手術をするほど痛い目にあって、やっと自分のカラダに真剣に向かい合うことができる、と言う意味のようです。
この言葉を私は自分の「痛い目」の2回目に聞いていました。それが2回目と気づかずに。

やれやれ。