1990年代、3回ほど鈴鹿にF1を見に行ってました。
セナが亡くなった1994年を最後にご無沙汰していたF1観戦、
今年から関東で行うというので楽しみにしていたのですが、
昨日のF1GP、ここまで楽しむことの出来なかったイベントは初めてでした。
ちなみにF1は私の趣味ではありません、ダンナの付き合いです。
でもエキゾーストノートだけはなぜかとても好き。
私たちはA指定席のチケットでしたので、
特に早朝に出発した訳ではなかったのですが、開催2時間前には到着できるつもりで余裕を持って家を出ました。
新松田駅からシャトルバス会場まで徒歩約30分。
空いていましたが、雨なので遠く感じました。
シャトルバスに乗って1時間でサーキットに着く予定。
途中まで順調に走っていたのですが、サーキット手前3kmのところで
渋滞が始まり、1km手前で全く動かない状態になりました。
交通規制しているから、他の車はひとつもなく、
全てサーキットのシャトルバスが掃けきれない為の渋滞みたいで、
何十台のバスがサーキットから繋がっているのでしょう?
すでに車窓からたくさんの人がバスから降り、歩いているのが見えました。
私たちも12:30まで我慢して乗っていましたが(既に乗ってから2時間超え)
このままでは開始時間の13:30までに席につけない、と判断しバスを降りました。
が、今回の設定はサーキットへの車・徒歩・自転車等全て乗り入れ禁止。
つまり、このシャトルバスでしか入場できないようになっていたのです。
その為、バスの運転手さんも「降りないでください!!」
と訴えていましたが、バスによっては窓から無理やり飛び降りたり、
バスの運転手や係員と大喧嘩。
群集が凶暴化するのはこんなときなんだろうな~、と恐ろしくもありました。
その後必死で歩き、やっとの思いで自分の席に着いたのが13:20。
開始時間ギリギリでした。
でも残念ながらレースは雨の為、セーフティカースタート。
ぐるぐるただただ18周も回っているだけのつまらないレース。
私たちの席も¥61000もするのに、屋根ナシ。そういうものだったの?笑
ポンチョの中のカラダまで濡れてしまうほどの雨でした。
(山用レインスーツにすればよかった・・)
ホントはゆっくりブースを見たり、食事もする予定だったのに、
バス内は飲食禁止、ここまでくるのに必死だったから、朝から何も食べてない。
途中「もしかして・・・」と思って駅の売店で買った菓子パン1個、
雨の中でほうばりました。
持って来ないほうが悪いのかもしれないけど。
(この日の食事は家に帰るまで水とパン一個だけでした)
シャンパンファイトも好き♪私の見る所はそんなもんか・・・
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レース終了後、帰りも混雑が予想されていたので
(予選の土曜日はバス5時間待ちだったという声が聞こえていた)
ただひたすらシャトルバス乗り場へ向かいましたが、予想以上の混雑ぶり。
行きは自分たちの時間の詰めが甘かった、と言うのは認めますが、
帰りはもっとひどいってどーいうコト?
チケット&ライド方式だから、何人の客が来場するかは解っていた筈なのに。
表示も係員もいない(足りない?)、どこがどの列の最後かもわからない。
結局、新松田駅へ戻るバスに乗れるまで3時間立ちっぱなし。
シャトルバス乗り場にはトイレも売店もなく、
トイレに行くために人の波を逆走し戻るのは至難の業。
その為、ここでも飲まず食わず。
まさに・・・・サバイバルレースでした。
こんな体験は生まれて初めてです。
でもこれに乗らないと帰れないので、みんなじっと我慢していました。
歩いて出れる、と言うことを想定していなかったので、地図も何も持っていなかった。
歩くのだったらお手のもの、だったので御殿場駅まで歩いたほうが早かったみたいです。
鈴鹿のときはもちろん歩きで、近鉄白子駅?予選と結晶で2往復してたし。若かった・・・
しっかり整備されていたので混乱などありませんでした。
これからははじめて行くところには、必ず地図とビバークツェルト(笑)
非常食・水は持っていこう、と心に決めました。(結局山道具と一緒)
その日のうちに帰れるのか?本気で不安だったからです。
今回のGP、満足できた観客はいったいどのくらいいたのでしょう?
<F1GPに関する記事・1>
<F1GPに関する記事・2>
こんなことなら我慢してバスに残り、返金してもらったほうが
良かったな(ケチ?)、とも思えてしまったのでした。
かろうじてその日のうちに家にたどり着けましたが、私の後にも
最後尾が見えないくらいのバス待ちの列が続いていました。
皆さん無事たどり着けたのでしょうか?
残念ですが、改善されるまではもう二度と行きたくない。
鈴鹿のほうがずっといいよ~。
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愚痴を聞いてくださってありがとうございました
ちょっとすっきりした
応援していたサトーさんもダメだったねぇ。