その1 その2
6/14(日)
【行動】見晴十字路5:00→山ノ鼻6:40→鳩待峠7:40
【交通】シャトルバス鳩待峠8:20→戸倉バス停8:50(¥900)---温泉入浴(¥500)
戸倉バス停10:10→沼田駅(¥2,100)JR沼田11:58→12:43高崎13:14→新宿14:59(¥2,520+湘南新宿ライングリーン¥750)
<交通費合計@¥10,870>
翌朝まだ暗い3:00頃からテント場は動き出す。
私も目が覚めて、急ぐ旅ではなかったものの、道中長いので今日も早めに帰ることに。
5:00、見晴出発。ゆっくり歩いて帰るだけなので山登りの緊張感はなく(笑)
サンダル履きの小屋の皆さんが大勢、木道に佇み朝もやの風景を見ていた。
山ノ鼻に向かう人は私たちだけ。
何度も振り返りながら進んでいくが、刻々と変わる朝の風景はいつ見てもフォトジェニックなところばかり。
燧ケ岳の向こうから、朝日が昇りそうで・・・見えなさそうで・・・
右も左も、もやに包まれ、美しい朝の風景を見せてくれた。
竜宮まで来ると、厚い雲の切れ間に朝日が見え、
一瞬、目の前が墨絵の世界になった。
自然が作り出す幻想的な風景は、まったく同じ一瞬はたぶん・・・ない。
だから何度でも感動し、何度でも来たくなる。
牛首あたりまでくると、木道が新しいものに架け替えられてキレイになっていた。
(山の鼻までの途中にはまだ、水没した木道があって懐かしかったけど)
尾瀬中にたくさんの木道があるけれど、ここ尾瀬ヶ原の鳩待峠~竜宮までは特に寿命が短いそうだ。
帰りたいような帰りたくないような・・・
新しいベンチでのびのび休憩。うっすらと至仏山の残雪が見えていた。
至仏山が大きくなると、山ノ鼻は近い。
見晴とはだいぶ雰囲気が変わってくる、軽装の人が増え、この時期デカザックを背負う人は少ないようだ。
山ノ鼻山荘前で休憩・・・一日で1163個って・・・それはすごいね!
川上川を渡り、鳩待峠への木道を登っていく。
熊よけの鐘が新しいものになっていた。
まだ6時台なのに、昨日同様上から団体さんがいっぱい降りてくる。
汗かいて登っている自分がちょっと恥ずかしい
このエリアで見かけた花は・・・
?・シラネアオイ・スミレもあった。
ツツジが鮮やか・巨大なカタツムリ?殻の直径4cmくらいだった。
7:40、汗ビッショリで鳩待峠へ到着すると、至仏山が見え隠れしていた。
あそこも7月になるとお花畑になるとか。いいなー・・・・又来たいけど無理だなぁ。
もうおなかが空いてしまって、誰もいない食堂でうどんの朝食をとる(4:00にも食べたんだけど・・・)
始発のバス時間までたっぷりあったので、花豆ジェラートも食べる。
人と逆の時間帯に動くと、やっぱり空いていて気持ちいいな。
その後、シャトルバス(タクシー)に乗って戸倉へ戻る。
今日は事前に調べておいた温泉「旅館・玉泉」¥500
9:00前だったけどけど気持ちよく案内してくれた。
湯ノ花の浮く温泉は美人の湯、と言われるそうでなるほど肌がつるつるする。
もちろん貸切でゆっくり朝風呂、は~気持ちいい。
ロビーでバスの時間までくつろぐ。
若女将さんが明るく気さくな方で、とても好印象な温泉でした。
バス停の目の前、というのも公共機関利用の私たちには嬉しい。
路線バスに乗ると、同じように沼田駅に行く尾瀬帰りの人が4組。
ゆっくりバスに揺られ、あー、やっぱり尾瀬はいいな、と、うとうとと・・・。
JR沼田駅のベンチには、地元のおかあさんたちが作ってくれたらしい手作りの座布団が引いてあった。
温かい温もりを感じながら電車を待ち、数年ぶりに思い出に残る誕生日となりました。
おしまい。