カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

晩秋の奥多摩・御前山

2012-11-27 | ヤマのこと

2012.11.25(日)奥多摩へ。

日曜日は天気が良いとの予報に、最後の紅葉を見に行きたかったけど高尾は混んでて嫌だなぁ・・・
と紅葉はやめていつもの奥多摩へ。

 
奥多摩湖バス停で下車し、御前山を目指します。
こちらからのルートは5年ぶり!辛かった思い出しかないのですがあえて選択。8:00スタート。


 
いきなりの急登は記憶の通り(笑)
まだ奥多摩が高尾の延長ぐらいにしか考えていなかった頃、ここで打ちのめされたのは懐かしい思い出。


 
もっと長かった気がしたけどすぐに緩やかになり、残りの紅葉を眺めながらの道となりました。



緩やかな尾根に乗ると空から葉がハラハラと舞い降りて・・・とても気持ちいい瞬間に立ち会えました



登り切って分岐?あれ?っと思ったらここが「サス沢山」でした。すっかり忘れてる~。
奥多摩湖がきれいに見えています。今日は本当に良いお天気です~


 
落ち葉カサカサ踏みながら、キン、と冷たい空気の中を歩くのは、
花がなくても紅葉がなくても楽しいから不思議~



木々が長い影を落とす。もう冬なんだなぁ・・・


 
と、のんびり気分もつかの間。
すっかり記憶を失っていたけど、まだまだ傾斜の強い尾根は続くのでした(笑)
山頂まではまだ先なので、大きな岩のところでひと休み。日だまりポカポカが嬉しい季節なのね。


 
大岩から20分ほどで惣岳山到着。ここは通過して進むと、見覚えのあるロープの張られた尾根に出ました。


 
そんなこんなで10:40、御前山到着。
ここまで5~6組しか会わなかったけど、山頂はそれなりに人がいました。
最近どこも混んでいるから、静かでよかった~と満足して・・・


 
石尾根を眺めながらランチタイム。
もう温かいものが美味しい季節となりましたね。(このトマたまラーメン、初めて食べたけど洋風すぎず美味しかった)



寒くて長居も出来ず下山。冬枯れに青い空、この眺めこの空気この季節、結構好き♪



霜の衣装をまとった落ち葉って本当にキレイ



途中の富士山スポットからは、穏やかそうな富士山が見えました


 
下山コースは「体験の森」へ。
ここ、昨年雨の中びしょ濡れになった強烈な思い出があるので、それがどこだったのか検証しに行きます(笑)
途中、自然の蔓でターザン体験しながら下っていくと・・・あれ?もしかしてあの白いのは??


シモバシラの華この冬お初♪ いつの間にかもうそんな時期なんですね。


 
体験の森は登山地図には詳細がないのでちょっと迷いますね・・・
見覚えのある「活動の森」の東屋までくれば一安心?
一旦車道に出て、今日は前回歩けなかった「栃寄大滝」脇のルートを歩きます。


 
紅葉の時期はここもすごかったんだろうなぁ・・・と思うような道。
淡い黄色が目に優しく映ります。


 
滝の写真は近づいて撮ろうと思ったらどんどん離れて撮れず
途中、大きな岩の間から落ちる清流を見たり、カツラの木の脇を通ったりしながら・・・



 
車道に出て終了。境橋バス停目指して歩きました。


            


さてさて今日はここで終わりではありません。
紅葉がまだ見れそう情報で、歩いたことのなかった「奥多摩むかしみち」の一部を歩きます。
その為に御前山を選んだのですから。


 
境橋バス停から白髭神社への道を登りかえすと、たーーーくさんの人とすれ違いました。
人気のハイキングコースなんですね☆


 
”むかし道”という言葉にぴったりな風情のある道をてくてく歩きます。



 
覆いかぶさるような巨大紅葉に圧倒されたりして・・・



 
目的の「惣岳渓谷」”しだくら橋”に着きました。一度に3人しか渡れないと書いてある・・・ドキドキ。

さぞかし紅葉が・・・と勝手に胸膨らませやってきたのですが、下を見ると・・・ありゃ
やっぱりつめの甘いワタクシ午後はこの渓谷には陽が差さないんじゃないかーぃ紅葉終わってるし・・・




ハイ、撤収。
(実はこの橋の高さが怖くて真ん中まで行けませんでした



 
でも静かな山歩きの出来た楽しい1日だった~

夕日に染まるあたたか色の紅葉に見送られ、車道に上がって板小屋バス停から奥多摩駅へ戻りました。



おしまい。


【行程】奥多摩駅7:25発→奥多摩湖7:40 奥多摩湖8:00→サス沢山9:10→大岩10:05→惣岳山10:25→御前山山頂10:40~11:15→体験の森経由:境橋バス停13:05→むかしみち:しだくら橋→板小屋バス停14:14→奥多摩駅