Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2011年4月9日(土)~10日(日)まだまだ雪が多い、鳥取・大山へ、各地の山岳部員が集結

2011年04月18日 | 山登りの記録
今年1月、ウチの山岳部の総会に、はるばる広島支部のY本さんが来てくださった。
普段、京阪神の各支部メンバーは一緒に活動しているが、なかなか、広島県の3つの
支部とは交流の機会がない。
「ぜひ、一緒に山に登りたいですね」と言っていたところ、Y本さんから、
「下山キャンプ場で落ちあって、大山に登ろう」と呼びかけがあった。

確かに大山であれば、どこからでも、それなりの時間をかければ集まれる。
メンバーに呼びかけたところ、なんと、大阪、大和郡山、天理、東広島、福山、三原の
各支部から、19人が集まった。
最年長は59歳。最年少は国体出場経験のある20歳の新入部員。
連戦練磨のベテランから、今日、アイゼンを着けるのは初めてという初心者まで、
職域山岳部ならではの取り合わせである。

近畿圏のメンバーと東広島の2名は、土曜日までに集まり、まだ営業前、
一面に積雪している下山キャンプ場で野営。



事前に大山Gビールを大量に買い込んである。
また、Y本さんが地元・広島の酒を差し入れてくださった。



大鍋を囲み、皆、しこたま呑んで愉しんだのは云うまでもない。

天気に恵まれた日曜の朝、残る広島メンバーが集まってきた。
Mr.Dashでも初対面の人が何人かいる。
今まで、メールのやりとりをする中で、ぜひこの人とはお会いしたいと思っていた
福山支部のN村支部長と固く握手。20歳のT守クンとも初対面。



ブナ林の夏道登山道を、19人が行く。
Mr.Dashは、酒が抜けきらず、3合目あたりまではアタマも足も重い。
しかし、急登が出現し、しばらく無心で登っていたら、調子が戻ってきた。
ゆうべ、最後に一緒に踊り狂ったのを覚えていないというT橋クンは、まだ辛そう。



アイゼン初体験のM戸さんは、前日の基本練習の甲斐あって、なかなかうまく歩いている。

O本副部長から携帯電話が入る。N村支部長が早くもリタイヤ宣言という。
往年の健脚派も、かたなしである(笑)。
「まあ、帰らずにゆっくり、来れるところまで登ってくださいよ」。
今日は下山時には往路を戻るので、帰りに吸収すればよい。



雪は、以前3月に登った時よりも、遥かに多く残っており、今年の積雪量の多さを物語る。
それが却って歩きやすい。6合の避難小屋も完全に埋もれていた。

山スキーの皆さんがさっそうと稜線を飛び跳ね、行者谷のほうに下りていった。
皆、テレマークが美しい。羨ましい限り。



東広島の当日参加組が元気いっぱいで、どんどん登っていく。
一緒に飛ばしても良かったが、こちらは初心者を見ながら、その時々でパーティ内の
位置を変えて登ることにした。



山頂の避難小屋で昼食にする。小屋はまだ雪に埋もれていて、中は暗い。
しかも、吹き込んだ雪がかなり広間の端に積もっていて、室内は氷室のように寒い。
G嬢などは、表に出て、日なたで食事していた。確かに却って暖かかったかも。



そのあと、待望の弥山の山頂に立つ。みんなで記念写真。
まだまだ発達した雪庇を抜かないように注意しながら、剣ヶ峰や、烏ヶ山を眺める。
最高の一瞬である。

下山は、往路を戻る。
グリセード、尻セード、ピッケル組は、本当に楽しそう。
その他、雪の下り坂に慣れない人は、へっぴり腰で下りる。
登り以上にペースに差が出るので7合目、5合目、2合目と、先頭が待機する
スポットを定めることにした。
せっかく、ふだん顔を合わせないメンバーが一緒なのだから、できるだけ
全員が揃うシーンを作りたかった。

午後3時過ぎには、無事下山。なかなかいいペースで歩けた。
下山キャンプ場でMr.Dashの〆の言葉で解散としたが、
有志は、「ミルクの里」、「地ビールレストラン・ガンバリウス」をハシゴして
土産を買いあさり、「岸本温泉ゆうあいパル」で汗を流した。
結局、アフター登山もたっぷり愉しんで、奈良に着いたのは23時になっていた。

しょっちゅうできる事ではないが、またこうした集まりはやってみたい。
わざわざ有給休暇までとって駆けつけてつれたメンバーも含め、感謝。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【大阪の山レビュー】2011年4... | トップ | 【大阪の山レビュー】2011年4... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事