![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/61/139755285c788e5526c881b05a1dbe30.jpg)
■メイン写真
三角点がある高塚山の頂上
■今回のコース
行者還トンネル西口→シナノ木出合→一ノ垰(論所ノ尾分岐)→第57番靡・一ノ多和→
三本栂への分岐→小谷林道への分岐→高塚山→(往路を戻る)→行者還トンネル西口⇒
下市温泉
最近、国道309号線から「ナメゴ谷」の登り竜の風景が人気だが、その稜線上のピークが
高塚山である。
奥駈道からも離れていることから、訪れる人は極端に少ない。
しかし、稜線上は自然林が残されており、そこは古き良き大峰の森の雰囲気を残す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/14/83cfc8c84ea539f7aed748f16d986ec5.jpg)
スタートは行者還トンネル西口の有料駐車場。
着いた時はほぼ満車だったが、管理のおやじさんが、わざわざ自らの軽トラのスペースを
空けて下さり、停めさせてくれた。
道向かいの登山口をスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b9/1000b55e31e17487c548c80091ba9463.jpg)
シナノ木出合へ突き上げるルートは、いきなり、ものすごい急登だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/81/b77a5b0e0a4d7157072e3578cf64e3a3.jpg)
大きなヒメシャラ、ミズナラなどを見ながら、懸命に登る。
やがてシャクナゲ林に変わり、さらに登ると林床は背の低いササになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/4d/65d82daaaaf640e1d822ac4b7e918da3.jpg)
そしてシナノ木出合に到着。ここで大峰奥駈道に合流だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ab/9962d1e0a12aaf5c6b8b3dccf022e3b5.jpg)
しばらくは奥駈道の中でも、かなり穏やかな稜線散歩だ。
弥山、八経ヶ岳他面が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/de/ffb2821b074e81bdc7c1e24c993e7419.jpg)
第57番靡・一ノ多和の小さな池。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f5/6571d7ce5083125283ae901820032ae6.jpg)
南のほうからヘリコプターが全速力で飛んでいった。ドクターヘリだった。何かあったのかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/31/62c80b32a2dc04995aa057d79181dc19.jpg)
花は少なくなるこの時期だが、トリカブト(このあたりではカワチブシと呼ぶ)の群落はある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9d/111c7a9e3bf4f272106738e25c54bda2.jpg)
三本栂への分岐には、数年前に上北山村の山好きな若手職員が立ててくれた
親切な標識がある。奥駈道を離れ、明らかに薄い踏み跡へと足を進める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/74/19441d639b1527471d29132e9f2b8678.jpg)
気持ちのいい尾根散歩の始まり、始まり。
林床だけは、シカの食害で緑がほとんど見当たらないが、樹林は美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1a/f0a5c3269a4da83ab2126de41852293e.jpg)
200~300mおきに、ルートを示す標識が立つ。
そもそも踏み跡がほとんどない部分もあるので、この標識は道迷い防止に役立つこと
間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c1/a2105e7d94f352b349729a82b2d8fcd4.jpg)
P1380を過ぎたあたりにあるミズナラの大木。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/88/d2323e6b5e2cf7d96b79c0fea316e1d6.jpg)
古くなって文字が読み取りにくい標識もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f5/b05bfb87dff2cc59fd3b27c074a23c42.jpg)
P1418はピークの南側を巻く。小谷林道への三叉路にも標識がある。
ここから東へと進路をとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e5/90bae24ac0fbdfde03c0fba9856c9f3d.jpg)
平穏な尾根歩きが続いていたが、にわかに大峰らしい巨岩が現れる。
最初の2つは北側を巻き、最後の1つは岩の間をすり抜けていく。
変化が出て、歩いていて楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bd/678db469e2a3badd226946434dd37940.jpg)
双子のヒメシャラ。
こんなに近くに立っているのに、くっついたり絡んだりせずに、お互いに微妙な距離を保っている。
人づき合いの理想みたいやね~と声がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c9/9d55d6cb057bed61cf51bb32fb8807d2.jpg)
高塚山の山頂に到着。ここまで、意外に距離を感じた。
この日はここまでで、来た道を忠実に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/bc/886e1a628e872790c899aa27eb000f96.jpg)
ブナ、ミズナラ、ヒメシャラなどの樹林を楽しむルートなので、逆に言えば総じて展望は
あまりよくないのだが、たまに大普賢岳が見えたりすると嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/77/6c5147b38140b8365aa715ad963acccd.jpg)
行きには気づかなかったが、珍しいサンコタケを2個見つけた。
今回の山行は、じつにいろいろな種類のキノコを見た。
詳しくないので、ほとんど同定できなかったのが残念だ。
下山後、久しぶりに下市温泉に立ち寄った。
日焼けで真っ赤になった兄ちゃんはいいが、いかにもトラディショナルなクリカラモンモンの
おっちゃんが二人入っていて、ちょっとビビった。
三角点がある高塚山の頂上
■今回のコース
行者還トンネル西口→シナノ木出合→一ノ垰(論所ノ尾分岐)→第57番靡・一ノ多和→
三本栂への分岐→小谷林道への分岐→高塚山→(往路を戻る)→行者還トンネル西口⇒
下市温泉
最近、国道309号線から「ナメゴ谷」の登り竜の風景が人気だが、その稜線上のピークが
高塚山である。
奥駈道からも離れていることから、訪れる人は極端に少ない。
しかし、稜線上は自然林が残されており、そこは古き良き大峰の森の雰囲気を残す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/14/83cfc8c84ea539f7aed748f16d986ec5.jpg)
スタートは行者還トンネル西口の有料駐車場。
着いた時はほぼ満車だったが、管理のおやじさんが、わざわざ自らの軽トラのスペースを
空けて下さり、停めさせてくれた。
道向かいの登山口をスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b9/1000b55e31e17487c548c80091ba9463.jpg)
シナノ木出合へ突き上げるルートは、いきなり、ものすごい急登だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/81/b77a5b0e0a4d7157072e3578cf64e3a3.jpg)
大きなヒメシャラ、ミズナラなどを見ながら、懸命に登る。
やがてシャクナゲ林に変わり、さらに登ると林床は背の低いササになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/4d/65d82daaaaf640e1d822ac4b7e918da3.jpg)
そしてシナノ木出合に到着。ここで大峰奥駈道に合流だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ab/9962d1e0a12aaf5c6b8b3dccf022e3b5.jpg)
しばらくは奥駈道の中でも、かなり穏やかな稜線散歩だ。
弥山、八経ヶ岳他面が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/de/ffb2821b074e81bdc7c1e24c993e7419.jpg)
第57番靡・一ノ多和の小さな池。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f5/6571d7ce5083125283ae901820032ae6.jpg)
南のほうからヘリコプターが全速力で飛んでいった。ドクターヘリだった。何かあったのかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/31/62c80b32a2dc04995aa057d79181dc19.jpg)
花は少なくなるこの時期だが、トリカブト(このあたりではカワチブシと呼ぶ)の群落はある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9d/111c7a9e3bf4f272106738e25c54bda2.jpg)
三本栂への分岐には、数年前に上北山村の山好きな若手職員が立ててくれた
親切な標識がある。奥駈道を離れ、明らかに薄い踏み跡へと足を進める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/74/19441d639b1527471d29132e9f2b8678.jpg)
気持ちのいい尾根散歩の始まり、始まり。
林床だけは、シカの食害で緑がほとんど見当たらないが、樹林は美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1a/f0a5c3269a4da83ab2126de41852293e.jpg)
200~300mおきに、ルートを示す標識が立つ。
そもそも踏み跡がほとんどない部分もあるので、この標識は道迷い防止に役立つこと
間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/c1/a2105e7d94f352b349729a82b2d8fcd4.jpg)
P1380を過ぎたあたりにあるミズナラの大木。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/88/d2323e6b5e2cf7d96b79c0fea316e1d6.jpg)
古くなって文字が読み取りにくい標識もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f5/b05bfb87dff2cc59fd3b27c074a23c42.jpg)
P1418はピークの南側を巻く。小谷林道への三叉路にも標識がある。
ここから東へと進路をとる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e5/90bae24ac0fbdfde03c0fba9856c9f3d.jpg)
平穏な尾根歩きが続いていたが、にわかに大峰らしい巨岩が現れる。
最初の2つは北側を巻き、最後の1つは岩の間をすり抜けていく。
変化が出て、歩いていて楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bd/678db469e2a3badd226946434dd37940.jpg)
双子のヒメシャラ。
こんなに近くに立っているのに、くっついたり絡んだりせずに、お互いに微妙な距離を保っている。
人づき合いの理想みたいやね~と声がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c9/9d55d6cb057bed61cf51bb32fb8807d2.jpg)
高塚山の山頂に到着。ここまで、意外に距離を感じた。
この日はここまでで、来た道を忠実に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/bc/886e1a628e872790c899aa27eb000f96.jpg)
ブナ、ミズナラ、ヒメシャラなどの樹林を楽しむルートなので、逆に言えば総じて展望は
あまりよくないのだが、たまに大普賢岳が見えたりすると嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/77/6c5147b38140b8365aa715ad963acccd.jpg)
行きには気づかなかったが、珍しいサンコタケを2個見つけた。
今回の山行は、じつにいろいろな種類のキノコを見た。
詳しくないので、ほとんど同定できなかったのが残念だ。
下山後、久しぶりに下市温泉に立ち寄った。
日焼けで真っ赤になった兄ちゃんはいいが、いかにもトラディショナルなクリカラモンモンの
おっちゃんが二人入っていて、ちょっとビビった。