Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年5月9日(木) ひさしぶりの[宝塚]中山連山、なんじゃ、この花は?

2019年05月11日 | 山登りの記録
■メイン写真
万願寺西山へ向かう岩尾根を登る


■今回のコース
山本駅→最明寺滝→(岩稜)→万願寺西山→中山最高峰→奥之院→夫婦岩→中山寺→
中山観音駅


久しぶりに中山連山へ。滝あり、岩稜あり、展望あり、下山は名刹へと、
見どころが多く、初心者向けのプチ縦走コースとしてピッタリだ。



山本駅から貝尻池広場を左折して住宅街を北へ。
やがて山の中に導かれ、宝教寺の赤い橋を見送って最明寺川沿いに進むと、
大陸的なデザインの大聖不動尊山門が現れる。



細い流れの川にはアオサギがいた。



突然、空に覆いかぶさるような巨岩が眼前に現れたと思うと、そこにはみごとな滝。
最明寺滝に到着だ。
朝から熱心にお参りし、祠を掃除している地元の方々がおられた。



奥の祠には役行者像が収まっている。ここも修験色が強いところだが、
近くに「最明寺」という寺はない。



中山連山への縦走路に向かう途中、白いフワフワの花が咲いた常緑樹を見かけた。
あまり見慣れない木だな。なんじゃこれは? と、みんなで首をかしげる。
あとでこの謎が解けることになる。



こんな細い板橋もあった。おー怖っ!



万願寺分岐の四つ辻で、岩尾根への入口に「宝塚ロックガーデン」の白ペンキが。
最近、誰かがそう呼ぶようになったのか。これは昔からの呼称ではない。
地元自治体などが盛り上げるために命名したのならまだいいが、
もし誰かの勝手な命名であれば、微妙なところだな。。。



早くも当コースのハイライト、岩稜の登りにさしかかる。



2つ目の送電線鉄塔を過ぎれば、普通の尾根道に変わる。
コツクバネウツギが咲いていた。



カマツカは満開を迎えている。
他にはモチツツジがたくさん咲いており、ミツバツツジは当然すっかり終わっていた。



そうこうしているうちに、万願寺西山のピークに到着。
登山道から数メートル、南に外れたところにある。
展望はなし。三角点が埋まるのみ。



小鳥の鳴き声がした。メジロのようだが、逆光で分かりにくい写真になってしまった。



細かいアップダウンが多いのがこのルートの特徴だ。



三日月岩からは北側のゴルフ場が見える。



このあたりの私製の案内看板は、何かの缶のフタと、自転車の鍵でできている。
なかなか贅沢なつくりである。



両側が金網フェンスになっている尾根道はちょっと趣に欠くが、北がゴルフ場、
南が住宅街なので仕方ないか。
幾つかの小さなアップダウンをしのぎ、中山最高峰へに到着する。
広い台地上になったピークでは、北側に少し展望が得られる。



ランチを終えて、奥之院へ向かっていると、例の名前が分からない花が
手に取れる距離に咲いていた。うーん、それでも、なんじゃこれは???



このあたりのケルンはユニークな形をしている。



中山寺奥之院に到着。
イチョウやカエデが植えられた境内は、秋も綺麗だろうな。



南東に続く参道を下る。
これは「宇多天皇御自彫天神」。衣冠束帯姿の宇多天皇が、磐座に刻まれている。



参道には丁石や石仏がある。緩やかな道なので、後半戦でも疲れにくい。



路傍の灌木に突然、パウチ加工されたA4サイズの説明パネルが掛けられていた。
書かれていたのは、例の白い花の説明。
ヒトツバタゴという常緑樹で、別名を「ナンジャモンジャ」というそうだ。
なんじゃ、半分当たっていたのか(笑)。なかなか珍しいものを見させてもらった。
ちなみに、このパネルの周辺にヒトツバタゴは見当たらなかったのが不思議。



夫婦岩を通過。



シンボル広場を左に見送り、卜部左近墓を過ぎると、中山寺の境内に出る。
刮目すべきは、2018年に再建された五重塔だ。なんと裳階の色が青い!
ちなみに、もとの塔は今から400年前、荒木村重の乱により灰燼となったという。
それにしても度肝を抜かれた。
塔のインパクトに圧倒されて、この日のハイキング、無事終了!


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